Claude Codeの権限とモードの違いを初心者向けに解説するサムネイル anchor left anchor right

Jun 28 2026 AIツール活用

Claude Codeの権限とは?初心者向けにモードの違いと安全な使い方を解説

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Claude Codeを触りはじめると、作業の途中で「これを実行していいですか?」と何度も確認を求められます。英語で表示されることも多く、「とりあえず許可でいいのかな…」と戸惑った方も多いのではないでしょうか。

ここで雑に「常に許可」を押し続けてしまうと、実は少し危険です。Claude Codeは皆さんのパソコンを直接操作できるので、まれに「大事なファイルを消されてしまった」「勝手に移動されてしまった」といった事故も起こり得ます。逆に、権限のしくみさえ分かってしまえば、Claude Codeは安心して使える、とても頼もしい相棒になります。

この記事では、Claude Codeの権限(パーミッション)について、5つのモードの違いと、「何を許可しようとしているのか」の見分け方を、初心者の皆さんに向けてやさしく整理します。

これからClaude Codeを始める方は、先にClaude Codeの始め方|初心者が安全第一で始める方法もあわせて読んでいただくと、より分かりやすいと思います。

Claude Codeの「権限」とは?なぜ知っておくべきか

権限とは、ひとことで言えば「Claude Codeに、どこまで自由にやらせるか」の設定です。

ふだん使っているChatGPTやGeminiと、Claude Codeの一番大きな違いは、皆さんのパソコンを直接操作して作業できる点にあります。ChatGPTで画像を作ったら、自分でダウンロードしていましたよね。でもClaude Codeは、パソコンの中で動いて、ファイルを「作る」「書き換える」「移動する」、ときには「消す」こともできます。

とても便利な反面、パソコンの中を直接さわる以上、「どこまでやっていいか」を決めておくことがとても大事になります。だからClaude Codeは、作業のたびに「これをやっていいですか?」と確認を取りにきてくれる、というわけです。この確認の頻度を切り替えるのが、これからお話しする「権限モード」です。

権限モードはどこで切り替える?

権限モードは、チャットの入力欄のすぐ近く、送信ボタンの左あたりにあるメニューから選べます。今どのモードかも、ここに表示されています。

Claude Codeの送信ボタン左にあるモード選択メニュー。許可を確認・編集を承認・プランモード・自動モード・許可をバイパスの5つが縦に並んでいる画面

上の画面のように、メニューを開くと5つのモードが縦に並びます。マウスでクリックして選んでもいいですし、横に出ている数字キー(1〜4)で切り替えることもできます。

Claude Codeの権限モード5つを一覧で(比較表)

まずは全体像を、表でつかんでしまいましょう。「自動で進むこと(確認なし)」が多いほど、ラクですが慎重さは下がる、という関係です。

モード(画面表示)確認なしで進むこと確認を求めることこんな方に
許可を確認(default)読み取りだけ編集・コマンド実行など、読み取り以外すべて初心者・大事な作業。まずはこれ
編集を承認(acceptEdits)読み取り+作業フォルダ内のファイル編集・基本のファイル操作(作成・移動・コピーなど)それ以外のコマンド変更を後でまとめて確認したい方
プランモード(plan)読み取りだけ(編集せず計画を立てる)編集・実行は計画を承認してから何をされるか先に見てから進めたい方
自動モード(auto)ほぼすべて(安全チェック付き)危険と判定された操作など長い作業で確認疲れを減らしたい方
許可をバイパス(bypass)すべて(安全チェックなし)ほとんどなし隔離環境のみ。初心者は使わない

それぞれ、もう少しだけ補足します。

許可を確認は、その名のとおり毎回ちゃんと確認してくれる、いちばん安全なモードです。最初はこれで十分です。

編集を承認は、作業フォルダの中でのファイル編集を自動で進め、それ以外のコマンド(パソコンに直接作用する操作)だけ確認してくれる中間のモードです。一つずつ承認するのは省きつつ、あとから変更点をまとめて見直したい方に向いています。

プランモードは、いきなり手を動かさず「まず何をするか」の計画だけを立ててくれるモードです。計画を読んでOKを出すと、そこから実際の作業に移ります。

自動モードは、確認をほとんど挟まずに進めてくれるモードです。別の安全判定のしくみが裏で各操作をチェックし、指示を超えるような危ない操作はブロックしてくれます。ただしこれは現在リサーチプレビュー(試験的に提供されている段階)の位置づけで、利用には条件があります。安全を完全に保証するものではないので、方向性を信頼できる作業で使うものと考えてください[1]。

許可をバイパスは、すべてを確認なしで進めてしまうモードです。安全チェックも外れるため、公式でもコンテナやVMなど隔離された環境(普段使いのパソコンとは切り離した実験用の環境)専用とされています[1]。初心者の皆さんは使わない、と覚えておけば大丈夫です。

なお、自動モードは法人(Team・Enterprise)プランの場合、オーナーが管理設定で有効にしないと使えないようになっています[1]。「自分の画面に出てこない」というときは、この条件を満たしていないことが多いです。

「何を許可していいか」を見分ける(確認の種類)

モードを「許可を確認」にしていると、作業のたびにいろいろな確認が出てきます。英語で表示されることも多く、最初は少し分かりづらいかもしれません。でも、確認の「種類」はだいたい決まっています。代表的なものを一覧にしました。

表示(ツール名)どんな確認?
Bashターミナルでコマンドを実行していいかの確認
Readファイルを読み込んでいいかの確認
Edit既存のファイルを書き換えていいかの確認
Write新しいファイルを作っていいかの確認
WebFetchネット上のページを取りに行っていいかの確認
Agentサブエージェント(探索・計画の担当など)を呼び出していいかの確認
mcp__外部サービス(GitHub・Notionなど)を操作していいかの確認

たとえばReadなら「このファイルの中身を読んでいいですか?」、Editなら「このファイルを書き換えていいですか?」という意味です。何を許可しようとしているのかは、結局のところ表示をちゃんと読むのがいちばん確実です。見慣れない確認が出たら、上の表を思い出してみてください。

「常に許可」と、守られている場所

確認の画面では、ふつう「許可する」「許可しない」を選びます。そして、ものによっては「常に許可」というボタンも出てきます。「常に許可」を押すと、同じチャットや同じフォルダ内での同じ作業について「次からは確認しなくていいよ」と権限を渡すことになります。問題ないと判断した作業を「常に許可」していくと、だんだん確認の頻度が減って、作業がスムーズになっていきます。

そして、もうひとつ安心できる話があります。Claude Codeには「保護されている場所」があり、変更履歴の管理に使う大事なファイル(.gitなど)や、Claude Code自身の設定ファイル(.claudeなど)への書き込みは、バイパス以外のすべてのモードで勝手には許可されません[1]。つまり、うっかり全自動にしても、土台となる大事な部分はきちんと守られている、ということです。

権限の鉄則は「厳しめから始めて、慣れてきたら少しずつ緩める」です。最初から自動モードやバイパスに飛びつかず、まずは「許可を確認」で、表示を読みながら一つずつ進めていきましょう。

初心者におすすめの権限設定

迷ったときの目安をまとめておきます。

  • 使い始め:まずは「許可を確認」。表示を読む習慣をつけましょう
  • 何をされるか不安なとき:「プランモード」で計画を見てから進める
  • 慣れて、変更を後でまとめて見たいとき:「編集を承認」
  • 自動モード:条件を満たせば便利ですが、リサーチプレビュー。信頼できる作業だけに
  • 許可をバイパス:初心者は使わない

この順番で少しずつステップアップしていけば、安全と便利のバランスをとりながら、Claude Codeに作業を任せられるようになります。慣れてきて「毎朝決まった時間に自動で動かしたい」と思ったら、Claude Codeのルーチン機能も権限の考え方とあわせてのぞいてみてください。

まとめ

Claude Codeの権限は、「どこまで自由にやらせるか」を決める、安全に使うための大切な設定でした。最後に要点を振り返ります。

  • Claude Codeはパソコンを直接操作できるので、権限の理解が安全につながる
  • モードは送信ボタン左のメニューから切り替えられ、全部で5つある
  • 迷ったら「許可を確認」。厳しめから始めて、慣れたら少しずつ緩める
  • 確認の表示(Bash・Edit・Writeなど)は、何を許可しようとしているかを表している
  • .gitやClaude Code自身の設定など、守られている場所もある

まずは「許可を確認」で、表示を一つずつ読むところから。これだけで、Claude Codeはぐっと安心して使える相棒になります。

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よくある質問(FAQ)

権限の確認が多くて面倒です。減らせますか?

同じ作業で「常に許可」を選ぶと、そのチャットやフォルダ内では次から確認されなくなります。慣れてきたら「編集を承認」に切り替えるのも手です。ただし、いきなり全部を自動にせず、内容を確認しながら少しずつ緩めるのがおすすめです。

自動モードが画面に出てきません。なぜですか?

自動モードには利用条件があり、特に法人(Team・Enterprise)プランではオーナーが管理設定で有効にする必要があります。条件を満たしていないと表示されません。

間違って「許可」してしまっても大丈夫ですか?

多くの操作は元に戻せますが、ファイルの削除など戻しにくいものもあります。確認に出てくる内容(とくにBashやファイル削除)は、押す前にひと呼吸おいて読むようにしましょう。

「許可をバイパス」は使ってもいいですか?

初心者の方にはおすすめしません。安全チェックがすべて外れるため、公式でも隔離された環境専用とされています。ふだんは「許可を確認」や「編集を承認」で十分です。


最終更新日:2026年6月28日

※本記事は2026年6月時点の情報をもとにしています。Claude Codeの仕様や画面表示は変更される場合があります。最新の情報は公式ドキュメントをご確認ください。

Citations:

[1] Choose a permission mode – Claude Code Docs

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HIDETAKA ISHIDA

生成AI・IT活用の初心者向け解説を得意とするWebライター。
商品開発や業務効率化のコンサルタントとして10年以上の活動を行い、現在は中小企業のデジタル活用支援や、AIツールの導入・教育コンテンツ制作を多数手がける。DX研修の受講者数は100名を優に超える。
「難しい技術を、やさしく・わかりやすく」をモットーに情報発信中。