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Mar 15 2026 AIツール活用

【ChatGPT】プロジェクト機能 Slack・Google Driveと連携する3つのソース追加術

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「プロジェクト機能は作ってみたけど、結局ファイルをアップロードするだけで終わっている」という方は、意外と多いのではないでしょうか。

実は前回の記事でご紹介した基本機能に加えて、その後もアップデートが続いていて、便利な使い方がどんどん増えています。 今回は、前回の記事では紹介していなかった「ソース追加」機能に絞って、具体的な使い方を解説していきます。

というのも、SlackやGoogle Driveなど、すでに仕事で使っているサービスをリンク1本でプロジェクトに繋げられるようになっているんです。 本記事では、3種類のソース追加方法の具体的な手順を、初心者の方でもすぐに試せるようにわかりやすくご紹介します。

※ プロジェクト機能の基本(作り方・メリット・使い分け)については、こちらの記事をご参照ください→ ChatGPTのプロジェクト機能で散らばったチャットを劇的に整理!初心者でも今すぐ活用できる5つのメリット

「ソース追加」機能とは?何が変わったの?

まず、この機能の変化を一言で説明するとこうなります。

「プロジェクトが、ただの”整理フォルダ”から”生きたナレッジベース”に変わった」

従来のプロジェクトでは、PDFや画像などのファイルをアップロードして、ChatGPTに参照させる形でした。 つまり、ファイルを用意して・プロジェクトを開いて・アップロードして——という手間が必要だったわけです。

追加されたのは、以下の3つの新しいソース追加方法です[1]。

  1. アプリからのソース(SlackチャンネルやGoogle DriveのURL貼り付け)
  2. チャットからのソース(ChatGPTが生成した回答をそのまま保存)
  3. アドホックなテキストソース(メモや参考資料をそのまま貼り付け)

それぞれを順番に見ていきましょう。

ステップ1:Slackチャンネルを繋げてみる(アプリからのソース)

では、最初の方法から試してみましょう。

SlackチャンネルのURLをプロジェクトのソース欄に貼り付けるだけで、そのチャンネルの情報をChatGPTが参照できるようになります。 チームの議論ログや共有された資料を、ChatGPTがそのままコンテキストとして読み込んでくれる——というイメージです。

手順

  1. プロジェクト画面を開き、「情報源」タブを選択する
  2. 情報源を「追加」するボタンを選択する
  3. 表示されたメニューの中から「Slack」ボタンをクリックする
  4. Slackのチャンネル画面を開き、チャンネルURLをコピーする
  5. 貼り付け欄にURLを入力し、「追加」を実行する
  6. はじめての場合は「Slackアプリを接続する」の画面が表示されるので、アクセスを許可する
ChatGPT_Project機能_ソース追加解説1

接続が完了すると、そのプロジェクト内のチャットでSlackの情報を参照した回答が得られるようになります。

ステップ2:Google DriveのファイルをリンクでINする(アプリからのソース)

次に、Google Driveとの連携です。 こちらもSlackと同様に、ファイルやフォルダのURLを貼り付けるだけで完結します。

手順

  1. Google Driveで連携したいファイルまたはフォルダを開く
  2. 「リンクをコピー」でURLを取得する(共有設定は「リンクを知っている全員」推奨)
  3. プロジェクトの「情報源」タブ → 「ソースを追加」を開く
  4. コピーしたURLを貼り付けて「追加」をクリックする
  5. Googleアカウントとの連携を求められた場合は、アクセスを許可する

これで、Google Drive上の企画書・議事録・マニュアルなどをChatGPTがリアルタイムで参照できるようになります。

注意点: Googleアカウントの連携と、ファイルへのアクセス許可が設定の前提です。 ファイルの共有設定が「限定公開」のままだとChatGPTが読み込めない場合があるため、設定画面でアクセス権の確認を忘れないようにしましょう。

ステップ3:ChatGPTの良い回答をそのまま”知識”として保存する(チャットからのソース)

3つの方法の中で、最も新しい発想がこちらです。

「ChatGPTが生成した回答を、そのままプロジェクトのソースとして保存できる」——これが「チャットからのソース」機能の核心です。

たとえば、ChatGPTに「競合他社のAI活用事例を整理して」と頼んで、優秀な回答が返ってきたとします。 その回答をソースとして保存しておけば、次回以降のチャットでも「以前まとめた競合分析をベースに提案書を作って」と指示できるようになります。

手順

  1. プロジェクト内のチャットで、保存したい回答のメッセージメニュー(⋯)を開く
  2. 「プロジェクトの情報源に追加する」を選択する
  3. プロジェクトの「ソース」タブを開くと、保存された回答が一覧で確認できる
ChatGPT_Project機能_ソース追加解説2

これにより、ChatGPTが作ったものをChatGPTが覚える——という、自己強化のサイクルが生まれます。 コンテンツ制作・業務マニュアル整理・リサーチ作業など、継続的な作業ほど効果を実感しやすいでしょう。

なお、保存したソースは「ソース」タブで新しい順・古い順・アルファベット順に並び替えて管理できます[2]。 ソースが増えてきたときに、目当てのものをすぐ見つけられるので、積極的に活用してみてください。

おまけ:メモをそのまま貼り付ける(アドホックなテキストソース)

最後に紹介するのは、最もシンプルな方法です。

アプリの連携設定も、ファイルの用意も不要。 テキストを貼り付けるだけで、即席のソースが完成します。

手順

  1. プロジェクトの「情報源」タブ → 「追加」を開く
  2. 「テキストを入力」の欄を選択する
  3. メモ・ブリーフ・参考資料のテキストを貼り付ける
  4. タイトルをつけて「追加」をクリックする

会議のメモや、Webで見つけた参考情報、ブレスト中のアイデアメモなど、「すぐに使いたい情報」を瞬時にプロジェクトに加えられます。 アプリ連携の設定が面倒に感じるときも、まずこちらで試してみるのがおすすめです。

4つのステップをまとめると

ここまでご紹介した手順を整理すると、このようになります。

ソースの種類使い方向いているケース
アプリ(Slack)チャンネルURLを貼り付けチームの議論ログを参照したいとき
アプリ(Google Drive)ファイル/フォルダURLを貼り付け既存ドキュメントをベースに作業するとき
チャットの回答メッセージメニューから保存ChatGPTのアウトプットを知識として蓄積するとき
テキスト貼り付けテキストを直接入力手軽に情報をコンテキストに追加したいとき

どの方法も、「情報を探して・まとめて・ChatGPTに再入力する」という手間を省くために設計されています。 まずは一番使いやすそうなものから試してみてください。

まとめ

今回は、前回の基本記事では紹介しきれなかった「ソース追加」機能について、4つのステップに分けてご紹介しました。

重要なポイントをまとめるとこうなります。

  • Slack・Google DriveはURLを貼るだけで連携できる
  • ChatGPTの回答自体をソースとして保存することで、知識が蓄積されていく
  • 保存したソースは新しい順・古い順・アルファベット順で並び替えて管理できる

プロジェクト機能は、「ファイルを整理する場所」から「仕事の文脈を丸ごと記憶するスマートな作業空間」へと着実に進化しています。 「まずSlackかGoogle Driveのリンクを1本貼ってみる」——そのたった1ステップが、使い方を大きく変えるきっかけになると思います。

よくある質問(FAQ)

Q1. 無料プランでも「ソース追加」機能は使えますか?

はい、無料プランでも利用できます。SlackやGoogle Driveとのアプリ連携を含む基本的なソース追加機能は、無料プランのユーザーも使用可能です。テキスト貼り付けによるアドホックソースも同様に利用できますので、まずは使いやすい方法から試してみてください。

Q2. Slack・Google Drive以外のアプリも連携できますか?

現時点(2026年3月)では、SlackとGoogle Driveが主な対応アプリとして案内されています。今後のアップデートで対応サービスが拡大される見込みですが、詳細はOpenAI公式のリリースノートをご確認ください。

Q3. 追加したソースは後から削除できますか?

できます。プロジェクトの「ソース」タブを開くと追加済みのソース一覧が表示されており、各ソースのメニューから削除できます。不要になったソースは定期的に整理することをおすすめします。

Q4. チャットからの保存とファイルアップロードは何が違いますか?

ファイルアップロードは、手元にある既存のドキュメント(PDF・Excelなど)をプロジェクトに登録する方法です。一方、チャットからの保存は「ChatGPTが生成したアウトプット」をそのままソースとして蓄積する方法です。両者を組み合わせることで、外部資料とAIのアウトプットを一元管理できるようになります。


最終更新日:2026年3月15日

※免責事項 本記事の情報は執筆時点のものです。AI技術は急速に進歩しているため、最新情報については各サービスの公式サイトをご確認ください。

Citations:

[1] Projects in ChatGPT | OpenAI Help Center
[2] ChatGPT Enterprise & Edu – Release Notes | OpenAI Help Center
[3] ChatGPT Business – Release Notes | OpenAI Help Center

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HIDETAKA ISHIDA

生成AI・IT活用の初心者向け解説を得意とするWebライター。
商品開発や業務効率化のコンサルタントとして10年以上の活動を行い、現在は中小企業のデジタル活用支援や、AIツールの導入・教育コンテンツ制作を多数手がける。DX研修の受講者数は100名を優に超える。
「難しい技術を、やさしく・わかりやすく」をモットーに情報発信中。