Claudeの音声入力の使い方をご紹介します。Claudeにはキーボードを打たずに声だけでやり取りできる機能があり、話した言葉を文字にすることも、話しかけてそのまま会話することもできます。
この記事では、入力欄にある2つのアイコンの違いから、音声モードの始め方と終わり方、声や話す速さ・言語の変え方、使えるプラン、そして思うように動かないときの確認手順まで順にご案内します。
ひとつだけ先にお伝えしておきます。入力欄のマイクアイコンと音波のアイコンは別の機能で、文字を打つ代わりに話したいだけならマイク、Claudeと会話したいなら音波のほうを押してください。
入力欄にある2つのアイコン|マイクは文字にするだけ、音波は会話になる
入力欄の右側に似たようなアイコンが2つ並んでいて、どちらを押せばいいか迷う方が多い場所です。会話をしたいのに、いつのまにか文字入力になっていた、という経験はありませんか?
2026年9月22日にパソコンのブラウザ版で実際の画面を確認したところ、2つのボタンの名前と役割は次の表の通りでした。
| アイコン | ボタンの名前 | 何が起きるか |
|---|---|---|
| マイクの形 | 「音声入力」 | 話した言葉を入力欄にそのまま文字として入れる |
| 音波の形 | 「ボイスモードを開始」 | 話しかけると音声で返事が返ってきて、音声会話になる |

つまり「音声入力」は音声を文字に変える窓口で、「ボイスモードを開始」はそのまま会話に入る窓口です。押す前に名前を確認する癖をつけると、押し間違いはぐっと減ります。
音声モードの始め方と終わり方
会話を始めたいと思ったとき、どこを押せばいいのか迷う方は多いはずです。それでは、パソコンとスマホに分けて始め方と終わり方をご案内します。
パソコンでの手順は次の通りです。
- チャットウィンドウの右下隅にある音波シンボルを押す
- そのまま話しかける
- 終わるときは右下隅の「停止」ボタンを押す
スマホの場合は、テキスト入力欄にある音声モードアイコン(マイクアイコンの横の音波シンボル)をタップするだけです。
始め方ばかり気になって、終わり方をご存じない方も多いのではないでしょうか。ここも押さえておくと安心です。なお同じ会話の中でテキストと音声をそのまま切り替えられますし、話した内容とClaudeの返事のテキスト記録はどちらもチャット履歴に保存されます[1]。
音声・話す速さ・言語を変える|設定の入口は「一般」ではなく「環境設定」
公式ヘルプは「設定 > 一般」の中に音声設定があると案内していますが、実機では「環境設定」という名前です。ここで迷う方が多いので、先に手順をお伝えします。
手順は次の通りです。
- 画面の設定を開く
- 左のメニューで「環境設定」を選ぶ
- 下にスクロールすると「音声」という見出しが出てくる
- 「言語」「スタイル」「速度」の3項目が並んでいる

日本語で話したいときはこの「言語」を日本語にしてください。速さが気になる場合は「速度」、声の雰囲気を変えたい場合は「スタイル」を調整します。音声の種類については「いくつかの音声オプション」とだけ案内されており、具体的な名前までは公開されていません[1]。
使えるプランとモデル
「自分のプランでも音声モードは使えるのだろうか」と不安になる方もいらっしゃるでしょう。結論からお伝えします。
Claudeの音声モードは、Free・Pro・Max・Team・Enterpriseのすべてのプランで使えます。モデルもテキストチャットで使っているのと同じClaudeモデルがそのまま使え、追加の契約は必要ありません[1]。
ただし例外が一つあります。Claude Fableは、いまのところ音声モードで利用できません[1]。
もう一点覚えておいてほしいのが使用量です。音声での会話も、契約しているプランの通常の使用制限にカウントされます[1]。この点は、後で説明するClaude Codeとちょうど逆になるので、頭の片隅に置いておいてください。
使用量の仕組みをもっと詳しく知りたい方は、Claudeのレートリミット(使用量制限)とは?初心者向けにわかりやすく解説も参考にどうぞ!
Claude Codeの音声入力は別物|使用量の扱いが正反対
調べていると、ターミナルの黒い画面の話が出てきて戸惑った方もいるのではないでしょうか。それはClaude Code、つまり開発者向けのコマンドライン版の話であり、ここまで説明してきたアプリの音声モードとは別物です。
Claude Codeには「/voice」というコマンドで有効にする音声ディクテーション(話した言葉を文字にすること)があります。キーを押しながら話すか、1回タップして開始しもう1回タップして送信する形で、話した言葉はプロンプト入力にリアルタイムで文字起こしされます。音声で返事が返ってくるわけではありません[2]。
利用にはClaude.aiアカウントでの認証とローカルのマイクが必要で、APIキーやAmazon Bedrock、Google CloudのAgent Platform、Microsoft Foundryを直接使う設定や、Web上のClaude CodeやSSHセッションのようなリモート環境では機能しません[2]。
日本語にも対応していて、「/config」で言語を設定します。設定が空のままだと英語になります。
2つを表で比べると、違いがはっきりします。
| 何ができるか | 必要なもの | 使用量の扱い | |
|---|---|---|---|
| アプリの音声モード | 話しかけると音声で返事が返る | すべてのプランで使える | 通常の使用制限にカウントされる |
| Claude Codeの音声ディクテーション | 話した言葉がプロンプト欄に文字起こしされる(返事は音声ではない) | Claude.aiアカウントでの認証とローカルのマイクが必要 | メッセージやトークンを消費せず「/usage」の制限にカウントされない |
文字起こしはClaudeメッセージやトークンを消費せず、「/usage」に表示される制限にはカウントされません。アプリの音声モードが通常の使用制限にカウントされるのとは、ちょうど正反対です[2]。開発者向けのツールなので、アプリで話したいだけの方はここは気にしなくて大丈夫です。
うまく動かないときに見るところ
思ったように動かなくて困った経験のある方もいるかもしれません。まずは次の場所を順番に確認してみてください。
- 押しているアイコンがマイクのほう(文字にするだけ)になっていませんか?会話をしたいなら音波のアイコンです
- 日本語にならないときは、設定の「環境設定」内にある「音声」の「言語」を見てください
- Claude Fableを選んでいると、音声モードそのものが使えません
- 複数のツールを同時に使うと短い遅延が出ることがあり、すべての結果が音声モードの画面に表示されるわけでもありません[1]
ここまでの内容と合わせて、Claudeの基本的な使い方も一度押さえておくと安心です。Claude初心者が最初に覚えるべき7つの機能【2026年6月版】大事な機能をやさしく解説も参考にどうぞ!
まとめ
ここまで、Claudeの音声入力についてご案内してきました。入力欄にあるマイクのアイコンは、話した言葉を文字にするだけの機能で、音波のアイコンを押すと会話になります。会話したいなら、迷わず音波のほうを選んでください。
Geminiにも同じように話しかけて使えるモードがあり、入口の考え方は似ています。Gemini Liveの使い方|話しかけて使う手順と、使えないときの確認も参考にどうぞ!
まずは入力欄の右側を見て、アイコンが2つ並んでいるか確かめてみてください。
最新のAIツールの使い方はXでも発信しています。よければのぞいてみてください!
よくある質問
音声入力をオンにするにはどうすればいいですか?
入力欄にあるマイクの形のアイコンを押すと、話した言葉がそのまま文字になって入力欄に入ります。音波の形のアイコンを押した場合は、文字入力ではなく音声での会話が始まります。2026年9月22日にパソコンのブラウザ版で確認したところ、ボタンの名前はそれぞれ「音声入力」と「ボイスモードを開始」でした。パソコンでもスマホでも入力欄のすぐ近くに並んでいるので、押す前に名前を確認しておくと安心です。
Claudeの音声モードは無料でも使えますか?
はい、無料のFreeプランを含め、Pro・Max・Team・Enterpriseのすべてのプランで音声モードを使えます。モデルもテキストチャットで使っているのと同じClaudeモデルがそのまま使え、追加の契約は必要ありません。ただしClaude Fableだけは、いまのところ音声モードで利用できません。また音声での会話は、契約しているプランの通常の使用制限にカウントされます。
音声が日本語にならないときはどうすればいいですか?
設定の中の「環境設定」を開き、「音声」の項目にある「言語」を日本語に変更してください。公式ヘルプは「設定 > 一般」と案内していますが、2026年9月22日にパソコンのブラウザ版で確認したところ、左のメニューの名前は「環境設定」でした。見当たらないときはそちらを探してみてください。同じ場所に「スタイル」と「速度」も並んでいるので、声の雰囲気や話す速さもあわせて調整できます。
クロードで音声ファイルを文字起こしできますか?
本記事で扱っている音声モードと音声入力は、いずれもその場で話しかける機能です。手元にある音声ファイルを読み込ませて文字起こしする話とは別になります。ファイルを渡す操作は入力欄の「+」から行いますが、音声ファイルが対象になるかどうかは公式のヘルプページでご確認ください。なお開発者向けのClaude Codeにも音声ディクテーションがありますが、こちらもその場で話した言葉を文字にする機能で、音声ファイルの読み込みとは別のものです。
最終更新日:2026年9月27日
本記事の内容は2026年9月22日時点の公式情報と実機確認にもとづきます。仕様や提供状況は変更されることがあります。
Citations:
[1] 音声モードを使用する | Anthropicヘルプセンター
[2] 音声ディクテーション – Claude Code Docs
Previous Post
Claude Code 2.1.283、管理者が使えるモデルの版を固定・個別禁止に
Next Post
Microsoftが新Copilotを発表。Home・Code・Autopilotの3本立てに
生成AI・IT活用の初心者向け解説を得意とするWebライター。
商品開発や業務効率化のコンサルタントとして10年以上の活動を行い、現在は中小企業のデジタル活用支援や、AIツールの導入・教育コンテンツ制作を多数手がける。DX研修の受講者数は100名を優に超える。
「難しい技術を、やさしく・わかりやすく」をモットーに情報発信中。