人間洗濯機 - ついに買える!万博で話題の「人間洗濯機」6000万円でも完売の理由 anchor left anchor right

Nov 26 2025 AIニュース

ついに買える!万博で話題の「人間洗濯機」6000万円でも完売の理由

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人間洗濯機 は、1970 年大阪万博で展示された幻の発想を 55 年ぶりに実現した未来型入浴装置で、約 6000 万円という価格にもかかわらず完売が続き、池袋でも体験できるようになりました。

📖 この記事で分かること

・人間洗濯機とは、座るだけで15分で全身を自動で洗ってくれる未来の入浴装置 ・1970年の大阪万博で展示された幻の技術が、55年を経て実現し一般販売開始 ・価格は約6000万円だが、すでに複数台が売れ、ホテルなどで体験可能に ・ヤマダ電機の東京・池袋店で実際に体験できるようになった

💡 知っておきたい用語

・マイクロバブル:目に見えないほど小さな泡のこと。毛穴の奥まで入り込んで、こすらなくても汚れや皮脂を吸着して浮かせる技術。お風呂やシャワーに使うと、肌がつるつるになる


最終更新日: 2026年5月21日

2025年11月26日、ヤマダホールディングスは、大阪・関西万博で大きな話題となった「ミライ人間洗濯機」を、東京・池袋の旗艦店「LABI池袋本店」で12月25日から一般向けに展示・体験提供すると発表しました[3][4]。万博閉幕後も注目を集め続けるこの未来型入浴装置が、ついに身近な場所で体験できるようになりました。

人間洗濯機 - ついに買える!万博で話題の「人間洗濯機」6000万円でも完売の理由

1970年の夢が現実になった

出典 : 日経 
1970年大阪万博 三洋電機(現パナソニック)が出展した人間洗濯機「ウルトラソニックバス」

実に興味深いのは、この「人間洗濯機」が半世紀以上前から存在していたアイデアだという点です。

1970年の大阪万博で、三洋電機(現パナソニックホールディングス)が「人間洗濯機」を展示し、当時大きな反響を呼びました[6]。でも、コストや技術的な課題から、商品化は実現しませんでした。

その展示を見て衝撃を受けた一人の技術者が、55年の時を経て夢を実現させたのです[6]。

開発したのは、ファインバブル技術を専門とする株式会社サイエンス(大阪市)。同社の青山恭明会長は、1970年の万博で初代人間洗濯機を見た体験から、いつか実現させたいという思いを持ち続け、6年の開発期間を経て「ミライ人間洗濯機」を完成させました[2]。

ちなみに、1970年大阪万博では「回転寿司」「缶コーヒー」「ワイヤレス電話」なども展示され、その後実用化されています[1][7]。人間洗濯機も、ついにその仲間入りを果たしたわけです。

15分で完了する未来の入浴体験

では、ミライ人間洗濯機は具体的にどんな仕組みなのでしょうか。

出典 : https://2025osaka-pavilion.jp/exhibiting-companies/atrium-1/

戦闘機のコックピットのような球形のカプセルに座ると、約15分で全身の洗浄から乾燥までが自動で完了します[8]。一連の流れはこうです:

  1. マイクロバブル洗浄:350リットルのお湯がカプセル内に一気に溜まり、超微細な泡(マイクロバブル)が発生。この泡が皮脂や汚れを吸着し、こすらなくても全身がきれいになります[8]
  2. 健康測定:背中部分に配置されたセンサーが心電波形を検知し、心拍数や自律神経の状態を測定。入浴中にリアルタイムで健康状態が映像で可視化されます[8][2]
  3. 頭・顔の洗浄:ウルトラファインバブル(さらに細かい泡)を含む水流が前方と上方から出て、顔と頭を洗浄します[8]
  4. 自動乾燥:洗浄後は自動で排水され、乾燥まで完了します[8]

正直なところ、「洗濯機のように人を洗う」というアイデア自体は突飛に聞こえますが、実際に体験した大阪府の吉村洋文知事は「とても気持ち良かった。介護などで実用化できたらおもしろい社会になる」とコメントしています[9]。

想像以上の反響、販売が決定

注目すべき点は、当初サイエンス社は販売を想定していなかったという事実です。

ミライ人間洗濯機は、万博での展示・体験専用として約1億円をかけて製作された「一点もの」でした[8]。ところが、万博開幕翌日にはアメリカから「購入したい」という申し出があり、その後も多くの問い合わせが殺到[8]。

会期中(2025年4月13日~10月13日)に約1300人が体験し、「同じモデルがほしい」という声が相次いだため、販売を決定したとのことです[6]。

価格は「高級輸入車1台分」、具体的には約6000万円[3][6]。サイズが幅1メートル、奥行き2.5メートル、高さ2.6メートルと大型で、給水設備なども含めると設置場所が限られるため、この価格設定になっています[6]。

でも、驚くべきことに、すでに複数台が販売されています。2025年10月時点で6~8台が契約済みとのことです[7][6]。

どこで体験できる?

購入するには6000万円が必要ですが、実際に体験できる場所が増えています。

すでに決まっている体験可能場所

  • ヤマダ電機 LABI池袋本店(東京都豊島区):2025年12月25日から展示・体験開始[3]
  • 道頓堀クリスタルホテルⅢ(大阪市):11月中旬から宿泊客以外も有料で利用可能[6]
  • サイエンスのショールーム(新大阪駅近く):万博で展示された実機を移設[6]

今後導入予定の施設

  • 東京都内の家電量販店
  • マンションのモデルルーム
  • 熊本県の温泉地の新レジャー施設[6]

サイエンス社は、40~50台までの生産にとどめる方針を示しています[6]。これは、技術の希少性を保ちつつ、多くの人に体験してもらうバランスを考えてのことだそうです。

個人的には、この「量産しすぎない」という判断は賢明だと思います。技術のブランド価値を維持しながら、ホテルや施設での体験機会を増やすことで、より多くの人が恩恵を受けられるからです。

未来の入浴は「体験」になる

ミライ人間洗濯機は、単なる入浴装置ではなく、健康管理とリラクゼーションを統合した「ヘルスケア体験」として位置づけられています。

AI技術とマイクロバブル技術の融合により、「カラダだけでなくココロまで洗う」というコンセプトを実現[1]。入浴中に健康状態を可視化することで、自分の体調を客観的に知ることができます。

青山会長は「こすらずに体がきれいになり、心も洗える体験を多くの人に味わってほしい」と語っています[7]。

これって実は、今後の高齢化社会においても意味があるんじゃないでしょうか。介護の現場では、入浴介助は大きな負担です。自動で安全に洗浄できる装置が普及すれば、介護者の負担軽減にもつながる可能性があります。

編集部の見方

評価軸1: 量産しない選択の合理性: 40〜50台までの生産制限は、6000万円という価格帯と整合します。家電大量生産の論理ではなく、高級リゾート設備のビジネスモデルに近い設計です。技術ブランドの維持と、ホテル・施設での体験機会創出を両立する判断として整合的です。

評価軸2: 介護・福祉領域への展開可能性: 吉村知事のコメントにも触れられた通り、介護現場での入浴介助負担は大きく、自動洗浄装置の意義は明確です。ただし6000万円の価格帯では介護施設への直接導入は現実的でなく、数年単位での価格・小型化の進展が前提条件となります。

評価軸3: 「体験ビジネス」としての射程: 1970年万博の遺産を55年越しで実現したストーリー性は、商業施設での集客力に直結します。ホテルや温泉地での導入が進めば、利用者一人当たりの体験単価ビジネスが成立する可能性があります。家電というより、専用設備としてのポジションです。


よくある質問

Q: 6000万円という価格は一般家庭向けではないのでは? A: その通りです。現時点では、ホテルや温浴施設、レジャー施設など、多くの人が体験できる商業施設向けの価格設定となっています。将来的に技術が進化し量産体制が整えば、より手頃な価格の家庭用モデルが登場する可能性もあります。

Q: どんな人でも使えるの?サイズは? A: 具体的な身長・体重制限は公開されていませんが、カプセル型の構造のため、ある程度の身体サイズ制限はあると思われます。体験施設では事前に確認することをおすすめします。

Q: マイクロバブルだけで本当にきれいになるの? A: マイクロバブル技術は、超微細な泡が毛穴の奥まで入り込み、汚れや皮脂を吸着する仕組みです。サイエンス社は「ミラブル」というシャワーヘッドでこの技術を実用化しており、こすらなくても洗浄効果があることが実証されています。ただし、体験者のレビューによれば、通常の入浴とは異なる「新しい清潔感」という感覚のようです。

まとめ

1970年の大阪万博で幻に終わった「人間洗濯機」が、55年の時を経て、ついに現実の製品として市場に登場しました。約6000万円という価格にもかかわらず、すでに複数台が販売され、東京や大阪のホテル、家電量販店などで体験可能になっています。

マイクロバブル技術とAI健康測定を組み合わせた未来の入浴体験は、単なる清潔維持を超えて、ヘルスケアとリラクゼーションを統合した新しい価値を提供しています。

今後、ホテルや温浴施設での導入が進めば、私たちも身近な場所でこの未来体験を味わえる日が来るかもしれません。ヤマダ電機池袋店で体験できるようになった今、興味のある方は一度試してみてはいかがでしょうか。

【用語解説】 マイクロバブル【まいくろばぶる】:直径が数十マイクロメートル(1マイクロメートル=1000分の1ミリメートル)の超微細な気泡。通常の泡よりはるかに小さく、毛穴の奥まで入り込めるため、こすらなくても汚れや皮脂を吸着・浮上させて洗浄できる。美容や医療、水産業などさまざまな分野で応用されている。

ウルトラファインバブル【うるとらふぁいんばぶる】:マイクロバブルよりさらに小さい、直径1マイクロメートル未満の泡。ナノバブルとも呼ばれる。水中に長時間滞在でき、洗浄効果や保湿効果が高い。

AI測定【えーあいそくてい】:人工知能技術を使って、センサーから得られた生体データ(心拍数、心電図など)を自動で分析し、健康状態を判定する仕組み。リアルタイムで結果を可視化できる。

ファインバブル【ふぁいんばぶる】:マイクロバブルとウルトラファインバブルの総称。ISO(国際標準化機構)で定義された、直径100マイクロメートル以下の微細な気泡のこと。


免責事項: 本記事の情報は執筆時点(2025年11月26日)のものです。体験可能施設や価格、販売状況は変更される場合があります。実際に体験・購入を検討される際は、最新情報を公式サイトでご確認ください。

Citations: [1] https://2025osaka-pavilion.jp/exhibiting-companies/atrium-1/ [2] https://i-feel-science.com/expo2025/ [3] https://www.jiji.com/jc/article?k=2025112601011&g=eco [4] https://news.yahoo.co.jp/articles/bfc9b842c8346673c782f6abb8ef29203db8f59a [5] https://www.jiji.com/jc/article?k=2025112601011&g=eco&p=20251126at80S&rel=pv [6] https://www.asahi.com/articles/ASTBR2V1PTBRPLFA001M.html [7] https://www.sankei.com/article/20251005-JRKSP6MNZVNRXM3BKUDL54ED4A/ [8] https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/2056608.html [9] https://japan-forward.com/ja/explore-the-future-of-healthcare-at-expo-2025s-osaka-pavilion/


この記事について: AI 支援で執筆、編集部が事実確認・編集しています。誤りや追加情報があれば Contact よりお知らせください。

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KOJI TANEMURA

15 年以上の開発経験を持つソフトウェアエンジニア / テクノロジーライター。AI エージェントの実務活用を研究し、現場や経営者向けセミナーでその知見を発信。本メディア tech-noisy.com では、一次情報に基づく最新ニュース・解説記事を執筆。また、音楽生成 AI による DJ パフォーマンスを企業イベントで行うなど、テクノロジーと表現の融合も探求している。

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