ChatGPTに学習させない設定(データコントロールのオプトアウト) anchor left anchor right

Jul 25 2026 AIツール活用

ChatGPTに学習させない設定とは?会話データをAIの学習に使わせないオプトアウト手順

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「ChatGPTに学習させない設定、本当にあるのだろうか」——仕事の資料や下書きをChatGPTに貼るとき、そんな不安がふと頭をよぎったことはありませんか?「これ、AIの“学習”に使われて、どこかに残ったりしないかな」と、コピー&ペーストの手が一瞬止まってしまう。皆さまも、そんな経験があるのではないでしょうか?

正直、ChatGPTは便利だからこそ、その一点だけがずっと気になりますよね?社外秘の資料や顧客情報を扱う場面ほど、「AIに読ませて大丈夫だろうか」という迷いは強くなるものです。

実は、ChatGPT側の設定を「1つ」切り替えるだけで、入力した内容を学習に使わせない「オプトアウト」ができます。特別な知識も、有料プランへの加入も必要ありません。

操作はとても簡単で、初心者の方でも3分あれば終わります。この記事では、その「ChatGPTに学習させない設定」を、手順・料金・注意点までまとめて解説します。

そもそも「学習させない」ってどういうこと?

さて、最初に「学習させない」とは何かを平たく確認しましょう。ChatGPTは既定で、皆さまが入力した会話を「AIをもっと賢くするための材料」として使うことがあります。これを止める仕組みが「オプトアウト(使わせない申し出)」、設定画面では「データコントロール(データの扱いを決める設定画面)」と呼ばれています。

個人アカウント(無料・Plus・Proのいずれも)では、会話がOpenAIのモデル改善に使われる設定が既定でオンになっています[1]。つまり、何も操作しなければ、皆さまの入力はモデル改善の材料になり得るということです。まずはこの前提を押さえておきましょう。

学習をオフにすると、何が変わって何が変わらない?

ここで大切なのが、多くの方が誤解しがちなポイントです。「学習をオフにする」と、これまでのやり取りが全部消えるように感じるかもしれません。しかし、そうではありません。

学習をオフにしても、チャット履歴は消えません[2]。「学習」と「履歴」は別の設定です。なお、「覚えてもらう」ためのメモリ機能もこれとは別物なので、混同しないようにしましょう。メモリ機能そのものについては【2025年最新】ChatGPT メモリ機能の使い方と活用事例3選で詳しく解説しています。

一方で、オプトアウトは過去には遡りません[1]。設定前にすでに学習に使われた分は、後から取り消せません。だからこそ、「不安な資料は最初からオフにしてから使う、あるいは貼らない」が実務の基本です。

なお、学習をオフにしても回答品質や使える機能は変わりません。「オフにすると使いにくくなるのでは」と思ったことはありませんか?その心配は不要です。

ChatGPTに学習させない設定の手順(データコントロール)

それでは、実際の設定手順を見ていきましょう。操作はスマホ・PCともに共通です。

プロフィールアイコンから「設定」→「データコントロール」と進むと、「すべての人のためにモデルを改善する」という項目があります。①ここをタップしてオフにするだけで設定は完了です。

ChatGPTのデータコントロール画面。「すべての人のためにモデルを改善する」を赤枠で示している

上の画面で赤枠と①のバッジが付いている部分が、この項目です。トグルをオフにすれば、以降の会話は学習に使われなくなります。

一度オフにすれば、Web版・スマホアプリ(iPhone・Android)ともにアカウント単位で反映されます。個別に設定し直す必要はありません。

無料プランでもできる?料金はかかる?

「この設定、追加でお金がかかるのでは」と身構える必要はありません。この設定は無料です。無料プランのユーザーでも、追加費用なしでオプトアウトの設定ができます。

なお、Business・Enterprise・Eduといった法人向けプランでは、入力内容が既定でモデル学習に使われません[1]。組織単位で管理者が制御しているためで、会社導入の場合は個人アカウントと前提が異なる点も覚えておきましょう。

学習させない設定にデメリットはある?

「オフにすると何か不便になるのでは」という不安も、よく耳にします。結論から言うと、学習させない設定に、実質的なデメリットはほとんどありません。

強いて挙げるなら、「AIの改善に貢献しなくなる」という程度です。皆さまの日々の使い勝手や、回答の品質、使える機能には影響しません。安心して設定を切り替えていただいて大丈夫です。

それでも不安なときの「もう一段」の守り方

ここまでの設定で、通常の不安はほぼ解消されます。ただ、「この1回だけは履歴にも学習にも残したくない」という場面もあるはずです。

そんなときは「一時的なチャット」を使いましょう。その会話を履歴に残さず、学習にも使わない都度モードです[1]。

「設定前に入力した分が心配」という場合は、OpenAIのプライバシーリクエスト(プライバシーポータル)から削除を申請できます[3]。

さらに、「社外秘・個人情報・パスワードなど、入力してはいけない情報は貼らない」という運用ルールも決めておくと安心です。学習オフを含む初期設定の全体像は、ChatGPT初心者必見!やらないと後悔する初期設定3選【2026年 最新版】でもまとめています。

まとめ

まとめると、「ChatGPTに学習させない設定」は、設定画面で「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにするだけで完了します。難しい知識も追加費用も必要ありません。

まずは今すぐ、設定→データコントロールを開いて、「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにしてみてください。これだけで、仕事の情報を安心してChatGPTに任せられます。

※ TECH-NOISYでは、ChatGPTや生成AIに関する新しい記事を公開した際にXでもお知らせしています。最新情報のチェック用に、こちらもご参照ください→ TECH-NOISYのXアカウント

よくある質問

ChatGPTに学習させない設定は無料でもできますか?

はい、無料プランでも設定でき、追加費用はかかりません。設定画面の「データコントロール」から「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにするだけです。

学習をオフにすると、これまでのチャット履歴は消えますか?

消えません。「学習」と「履歴」は別の設定です。学習をオフにしても、これまでのチャット履歴はそのまま残ります。

設定する前に入力した内容はどうなりますか?

オプトアウトは過去に遡って適用されないため、設定前にすでに学習に使われた分を後から取り消すことはできません。心配な場合は、OpenAIのプライバシーリクエストから削除を申請できます。

スマホアプリでも学習させない設定はできますか?

できます。スマホアプリ(iPhone・Android)でも、プロフィール→設定→データコントロールから、Web版と同じ手順で設定できます。一度オフにすればアカウント単位で反映されます。

学習させない設定にデメリットはありますか?

実質的なデメリットはほとんどありません。回答の品質や使える機能は変わらず、これまで通り使えます。強いて言えばAIの改善に貢献しなくなる程度です。


最終更新日:2026年7月25日

※本記事の内容は執筆時点の情報です。ChatGPTの設定画面や仕様は今後変更される可能性がありますので、実際に設定する際は最新の画面表示をご確認ください。

Citations:

[1] データコントロールに関する FAQ | OpenAI Help Center
[2] What if I want to keep my history on but disable model training? | OpenAI Help Center
[3] Privacy Request Portal | OpenAI

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HIDETAKA ISHIDA

生成AI・IT活用の初心者向け解説を得意とするWebライター。
商品開発や業務効率化のコンサルタントとして10年以上の活動を行い、現在は中小企業のデジタル活用支援や、AIツールの導入・教育コンテンツ制作を多数手がける。DX研修の受講者数は100名を優に超える。
「難しい技術を、やさしく・わかりやすく」をモットーに情報発信中。