Anthropic ソウルオフィス - Anthropic がソウルオフィス開設。NAVER・Samsung SDS など韓国大手に Claude 展開 anchor left anchor right

Jun 23 2026 AIニュース

Anthropic がソウルオフィス開設。NAVER・Samsung SDS など韓国大手に Claude 展開

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Anthropic ソウルオフィス は、同社が 2026 年 6 月 17 日に開設したアジア太平洋で 3 拠点目の拠点で、NAVER や Samsung SDS など韓国大手への Claude 展開を伴います。

📖 この記事で分かること

  • Anthropic がソウルに APAC 3 拠点目を開設した事実
  • NAVER・Samsung SDS など韓国大手の Claude 導入内容
  • 研究・非営利分野での提供範囲
  • 日本市場の読者が読み取れる示唆

💡 知っておきたい用語

  • Claude Code:Anthropic が提供する、コードの作成・レビュー・出荷を支援する開発者向けの AI ツール。

最終更新日: 2026年6月18日

▶ 公式ページ

Anthropic ソウルオフィス - Anthropic がソウルオフィス開設。NAVER・Samsung SDS など韓国大手に Claude 展開

ソウルオフィス開設の概要

Anthropic は 2026 年 6 月 17 日、韓国・ソウルにオフィスを開設したと発表しました。アジア太平洋地域では東京、ベンガルールに次ぐ 3 拠点目となります。

この記事のポイント

  • Anthropic が 2026 年 6 月 17 日にソウルオフィスを開設、APAC で 3 拠点目(2026年6月時点)。
  • NAVER がエンジニア組織全体に Claude Code を導入、Samsung SDS は Samsung Electronics 従業員へ展開。
  • 研究者最大 60 名・非営利団体への提供も同時発表。

韓国代表(Representative Director of Korea)には、Snowflake Korea のゼネラルマネージャーを務めた KiYoung Choi 氏が就きました。同氏は韓国でのテクノロジー事業を 30 年率いてきた人物です。今回の開設は単なる拠点設置ではなく、エンタープライズ・研究・非営利の 3 領域でのパートナーシップ発表を伴う点が特徴です。

エンタープライズ導入の内訳

韓国の主要企業が、業務の中核に Claude を組み込み始めています。発表で名前が挙がった導入先は次のとおりです。

  • NAVER:エンジニア組織全体に Claude Code を導入。数千人規模のエンジニアが利用。
  • Nexon:ライブサービスゲーム開発で、コードの作成・レビュー・出荷に Claude Code を活用。
  • LG CNS:数千人の従業員にソフトウェア開発用途で Claude を展開し、LG グループ全体への拡大を計画。
  • Hanwha Solutions:AWS Bedrock 経由で在リージョンのデータ要件に準拠しつつ、グローバル従業員へ Claude を提供。
  • Samsung SDS:Claude Cowork と Claude Code を Samsung Electronics の従業員に展開し、ナレッジワークとソフトウェア開発の両面で利用。
  • Channel Corp:顧客向け AI プラットフォーム「Channel Talk」を Claude で駆動。同プラットフォームは韓国・日本・米国で 23 万社以上に利用されています。

このほか WRTN と Law&Company も、従来から Claude を活用していると示されました。導入が開発現場(Claude Code)とナレッジワーク(Claude Cowork)の双方に広がっている点が、今回の発表の実態を表しています。

研究・非営利分野への提供

Anthropic は商用導入だけでなく、研究と非営利の領域でも提供を進めます。

研究面では、KAIST・高麗大学・延世大学・POSTECH からなる連合「National AI Research Lab(NAIRL)」に所属する研究者、最大 60 名に Claude へのアクセスを提供します。対象となるのは AI 安全性、モデル評価、アラインメントの研究です。

非営利面では、児童支援に取り組む Good Neighbors Korea が Claude を導入し、事業成果の分析や事務作業の削減に役立てます。

韓国市場の存在感も示されました。Anthropic の Economic Index によれば、韓国は Claude.ai の利用において世界トップ 12 カ国圏内に入り、利用は技術・クリエイティブ用途に集中しているとされます。KiYoung Choi 氏は「Korean organizations are building with Claude to bring benefits of AI to millions around the world(韓国の組織は、世界中の数百万人に AI の恩恵を届けるために Claude で構築を進めている)」とコメントしています。

編集部の見方

今回の発表は、AI 大手の「拠点設置」と「導入実績の同時開示」がセットになっている点で読み解く価値があります。

実需の裏付けという観点:NAVER・Samsung SDS・LG CNS といった名前は、デモや試験導入ではなく組織横断の本番利用を示唆します。数千人規模・グループ全体という記述が複数並ぶことから、Anthropic 側が「点」ではなく「面」での定着を訴求していると読めます。

APAC 戦略という観点:東京・ベンガルールに続くソウルは、Anthropic がアジア市場を米欧に次ぐ重点地域として扱っていることの表れです。日本市場の読者にとっては、隣接市場での導入事例が、自社での Claude Code / Claude Cowork 導入を検討する際の比較材料になります。

日本への示唆という観点:Channel Corp の事例のように、韓国発のプロダクトが日本を含む複数国で展開される構図は、Claude を組み込んだサービスが国境を越えて届く流れを示しています。導入の主語が「開発組織」と「ナレッジワーク部門」の両方に広がっている点は、用途の切り分けを考えるうえで参考になります。

まとめ

Anthropic は 2026 年 6 月 17 日にソウルオフィスを開設し、NAVER や Samsung SDS など韓国大手への Claude 導入、研究者最大 60 名への提供、非営利団体での活用を同時に公表しました。発表の力点は拠点そのものより、エンタープライズ・研究・非営利にまたがる定着の実態にあります。隣接市場での具体例は、日本での導入判断にも示唆を与えます。


よくある質問

Q: ソウルオフィスは Anthropic にとって何拠点目ですか?

A: アジア太平洋地域では東京、ベンガルールに次ぐ 3 拠点目です。

Q: どの韓国企業が Claude を導入していますか?

A: NAVER、Nexon、LG CNS、Hanwha Solutions、Samsung SDS、Channel Corp が発表で挙げられ、WRTN と Law&Company も従来から活用しているとされます。

Q: 研究分野ではどの範囲に提供されますか?

A: KAIST・高麗大学・延世大学・POSTECH からなる連合 NAIRL の研究者、最大 60 名に Claude を提供します。


まとめ

ソウルオフィス開設は、Anthropic のアジア太平洋戦略における 3 拠点目の整備であると同時に、韓国大手の本番導入を束ねて示す機会となりました。開発現場とナレッジワークの双方に利用が広がる構図は、日本市場の導入検討にも具体的な比較材料を提供します。


【用語解説】

  • Claude Cowork:チームの知識作業を支援する Anthropic の利用形態。本記事では Samsung SDS がナレッジワーク向けに展開した文脈で登場します。
  • NAIRL:KAIST・高麗大学・延世大学・POSTECH が参加する韓国の AI 研究連合。AI 安全性やアラインメント研究を担います。
  • Economic Index:Anthropic が公表する、Claude の利用動向を国・用途別に示す指標。韓国は利用上位 12 カ国圏内とされます。

引用元:


この記事について: AI 支援で執筆、編集部が事実確認・編集しています。誤りや追加情報があれば Contact よりお知らせください。

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KOJI TANEMURA

15 年以上の開発経験を持つソフトウェアエンジニア / テクノロジーライター。AI エージェントの実務活用を研究し、現場や経営者向けセミナーでその知見を発信。本メディア tech-noisy.com では、一次情報に基づく最新ニュース・解説記事を執筆。また、音楽生成 AI による DJ パフォーマンスを企業イベントで行うなど、テクノロジーと表現の融合も探求している。