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Apr 04 2026 AIツール活用

NotebookLM活用実践集|DX支援の現場から聞いた事例3選

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皆さん、こんにちは。

突然ですが、「NotebookLMって、他社ではどう使っているのですか?」という質問を受けることがあります。セミナーや研修の場でNotebookLMをご紹介するたびに、「便利そうだけど、うちの社員じゃ使えなさそう…」とお話される方もいらっしゃいます。

そんな方にぜひ知っていただきたいのが、今回お届けするエピソードです。

私はこれまで、企業向けのDX研修やAI活用支援をお手伝いしてきました。その中で、支援先のお客様から「こんな使い方をしていますよ」とリアルな声を聞かせていただく機会が増えてきたんですね。今回は、その中から特に印象的だった3つのエピソードを記事にまとめました。「どんな業種の会社が」「何に使っているのか」が具体的にイメージできる内容になっていますので、ぜひ最後までお付き合いください。

※ NotebookLMがはじめての方は、こちらの記事をご参照ください→ 【今日から学べば間に合う】NotebookLMとは?初心者向け解説

事例①【最多人気】提案書・企画書づくり

まず最初にご紹介するのは、様々なお客様にお話を伺う中で、一番多く聞いたエピソードです。

それが、提案書や企画書づくりへの活用です。コンサルティング、製造業、サービス業と、業種を問わず幅広いお客様から「スライド生成機能を使っています」という声を聞きました。そちらの企業の会議に参加するとNotebookLMで作成したスライドで企画や提案をしている方も出てきました。

NotebookLMには、アップロードした資料からスライドを自動生成する機能があります。Studioパネルから「スライド資料」を選択するだけで、ソースの内容をもとにしたプレゼンテーションが自動で作成されます。これを活用して、企画内容や提案内容をソースとして入れておき、企画書・提案書のAIに作ってもらうわけですね。

60代の方の「自分じゃ作れないような資料が、ワンクリックで作れるのがありがたい」というお声が印象的でした。これまで、そもそもわかりやすい資料を作れなかった方でも、NotebookLMを使えばわかりやすい資料を作れる。業種が異なっていても「既存資料がある」という前提さえあれば使えるというのが、これだけ幅広く人気を集めている理由だと思います。

※ スライド生成の具体的な操作手順はこちらをご参照ください→ 【ワンクリックで!?】NotebookLM スライド生成:初心者向けガイド

事例②【意外な人気】社内専用チャットボットとして活用

2つ目は、「そんな使い方があったのか!」と感じた、意外な活用事例です。

就業規則やマニュアル、施設ルールを詰め込んだ社内専用チャットボットとして使っているというお話です。例えば、ある介護施設の担当者様からは、「施設内のご利用ルールや日々のQ&Aをまとめたノートブックを作って、スタッフや利用者様からの質問はまずそちらに聞いてもらうようにしました」というエピソードを伺いました。製造業の企業様では、就業規則や社内手続きのマニュアルをNotebookLMにアップロードし、「有休の申請方法は?」「この手当の条件は?」といった従業員からの問い合わせをAIに対応させているとのことでした。

人事や総務へのちょっとした問い合わせが減り、担当者がより本質的な業務に集中できるようになったそうです。特にポイントだと感じたのは、「AIを導入した」という意識がない現場でも自然に受け入れられた点です。「このチャットに質問してください」という一言だけで案内できるシンプルさが、IT苦手な従業員の多い職場でもスムーズに浸透した理由ではないでしょうか。

※ 社内チャットボット作成の方法はこちらをご参照ください→ 社内マニュアル:チャットBot化で人事・総務の問い合わせを削減する方法

事例③【ニッチだけど刺さる】外国人実習生向け教育コンテンツの多言語展開

3つ目は、少し専門的な業種向けのお話ですが、ハマった企業にとっては非常に強力な使い方です。

外国人技能実習生向けの教育コンテンツを、NotebookLMを使って多言語展開しているというエピソードです。技能実習生を受け入れている企業様から聞いた話です。該当の企業は、すでに日本語のマニュアルや教育資料がある程度揃っていらっしゃいました。その既存の日本語資料をNotebookLMにそのままアップロードして、実習生が自分の母国語で質問できるノートブックを作ったというものです。

「日本語の資料をわざわざ翻訳し直さなくても、実習生が母国語で質問すれば、NotebookLMがその言語で答えてくれる」という点が特に有効だとおっしゃっていました。NotebookLMは80以上の言語に対応しており、多言語でのアウトプットが可能です。翻訳コストをかけずに、既存の資料をそのまま多言語対応の教材として活用できるわけですね。この使い方は、「社内に教育コンテンツが最低限ある企業」であれば、すぐに始められる点も魅力です。

3つの事例に共通する「NotebookLM活用のポイント」

3つのエピソードを振り返ってみると、共通するポイントが見えてきます。

1つ目は、既存の資料・ドキュメントがそのまま資産になるという点です。提案書用の会社案内も、就業規則も、日本語のマニュアルも、新たに何かを作る必要はありません。今手元にある資料をそのままアップロードするだけで、AIが動き始めます。

2つ目は、特別なAIスキルや専門知識が不要という点です。Googleアカウントさえあれば無料で始められ、難しいプログラミングや設定も必要ありません。IT苦手な現場の方でも使いやすいシンプルさが、実際の現場への浸透を後押ししています。

3つ目は、ハルシネーションが起きにくいから現場に信頼されるという点です。NotebookLMは、アップロードした資料を根拠にして回答するため、「AIが変なことを言い出した」というリスクが低い設計になっています。特に就業規則やマニュアルの案内のように、正確性が求められる用途では、この安心感が導入の後押しになっているようです。

まとめ

今回ご紹介した3つのエピソード、いかがでしたでしょうか。

提案書のたたき台づくり、社内チャットボット、多言語教育コンテンツ。どれも「高度な技術力がなくても始められる」という共通点があります。NotebookLMは、機能が高度なだけでなく、現場に根付きやすいAIツールだと改めて感じます。「うちでも何か使えそう」とピンときた方は、まずは手元にある資料を1つアップロードするところから始めてみてください。きっと、思ったよりあっさりと動き始めるはずです。

よくある質問(FAQ)

Q1. NotebookLMは無料で使えますか?

はい、Googleアカウントがあれば無料で使い始められます。無料版でもグラウンディング機能やスライド生成、チャットボット的な活用など、本記事で紹介した活用法はすべて試すことができます。より多くの資料を扱いたい場合や企業での本格運用には、Google AI ProやGoogle Workspace Business Standard以上のプランへのアップグレードも検討できます。

Q2. どんなファイルをNotebookLMに読み込ませられますか?

PDF、Word文書、Google ドキュメント、Google スライド、テキストファイル、WebページのURL、YouTube動画のURL、音声ファイルなど、幅広い形式に対応しています。就業規則のPDFも、Webにあるマニュアルページも、そのままアップロードして使えます。

Q3. 社内の機密資料を入れても情報漏洩のリスクはありませんか?

Google Workspace または Google Workspace for Education をご利用の場合、アップロードした資料やチャットの内容は、人間のレビューにもAIモデルのトレーニングにも使用されないとGoogleが公式に明言しています。個人の無料Googleアカウントの場合は、フィードバックを送らない限り学習には使用されません。ただし、扱う情報の機密度に応じて、自社のセキュリティポリシーと照らし合わせた上でご利用ください。

Q4. 1つのNotebookLMに読み込める資料の量に上限はありますか?

無料版では、1つのノートブックあたり最大50個のソースをアップロードできます。就業規則や複数のマニュアルをまとめて入れる用途には十分な容量です。個人向け有料プラン(NotebookLM in Pro)では300個、Google Workspace版では100個まで上限が引き上げられるため、大量の資料を扱う企業では有料版の検討もおすすめです。

Q5. NotebookLMのチャットボットは複数人で共有して使えますか?

はい、ノートブックは特定のユーザーやグループと共有することができます。就業規則ノートブックを全従業員と共有したり、介護施設のルールノートブックをスタッフ全員がアクセスできる状態にするといった使い方が可能です。ただし、共有範囲の設定には注意が必要で、機密情報を含む場合は閲覧権限を絞って運用することをおすすめします。


最終更新日:2026年04月04日

※免責事項 本記事の情報は執筆時点のものです。AI技術は急速に進歩しているため、最新情報については各サービスの公式サイトをご確認ください。

Citations:

[1] NotebookLMの詳細(Google公式ヘルプ)
[2] NotebookLMでスライド資料を生成する(Google公式ヘルプ)
[3] NotebookLMで出力言語を変更する(Google公式ヘルプ)

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HIDETAKA ISHIDA

生成AI・IT活用の初心者向け解説を得意とするWebライター。
商品開発や業務効率化のコンサルタントとして10年以上の活動を行い、現在は中小企業のデジタル活用支援や、AIツールの導入・教育コンテンツ制作を多数手がける。DX研修の受講者数は100名を優に超える。
「難しい技術を、やさしく・わかりやすく」をモットーに情報発信中。

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