Claude Playground - Claudeの試用画面が保存をやめた。旧Workbenchのデータは9月1日で復旧不可 anchor left anchor right

Aug 19 2026 AIニュース

ClaudeのWorkbenchがPlaygroundに交代。履歴は9月1日までに書き出しが必要

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Claude Playground は、2026年8月18日に Claude Console の Workbench を置き換えた開発者向けの試用画面です。

📖 この記事で分かること

  • Claude Console の Workbench が Playground に交代した
  • Playground は Messages API と一対一で対応する
  • プロンプト履歴と評価結果はサーバに保存されない
  • 旧 Workbench データの退避期限は2026年9月1日

💡 知っておきたい用語

  • Playground:コードを書く前に、ブラウザ上で本番と同じリクエストを試せる練習台。

最終更新日: 2026年8月19日

▶ 公式ページ

Claude Playground - Claudeの試用画面が保存をやめた。旧Workbenchのデータは9月1日で復旧不可

Claude Console の Workbench が Playground に置き換わった

この記事のポイント

  • Anthropic が2026年8月18日、Claude Console の Workbench を Playground に置き換えました。
  • Playground は Messages API の全パラメータに対応し、実行ごとに SDK のリクエスト全文と API レスポンスを表示します(2026年8月時点)。
  • 旧 Workbench に保存済みのデータは、2026年9月1日を過ぎると復旧できません。

Anthropic は8月18日、Claude Console の試用画面を刷新し、Workbench(legacy)の提供を終了しました。後継となる Playground は公開 Messages API の上に直接作られており、画面で組み立てたリクエストが、そのままコードで送るリクエストと同じものになります。API【エーピーアイ】を叩く前の確認場所という位置づけは変わりませんが、中身の設計は入れ替わりました。

画面で試した内容が、そのままコードになる

Playground の中心は「実行するたびに、送っている中身を全部見せる」ことです。実行ごとに SDK のリクエスト全文と API レスポンスが表示され、メッセージ構造・stop reason・usage といった生の値まで確認できます。

機能面では次の操作に対応しています。

  • モデルの切り替え、temperature や最大出力トークンなどのパラメータ調整、設定違いの応答比較
  • ツール定義を追加してのツール使用の検証、structured outputs による応答形式の指定
  • code execution や web search など、API 機能を実演するテンプレートの読み込み

現在のリクエストはコードスニペットとして書き出せます。書き出したものは画面で試した内容と同一で、自分の API キーを入れればそのまま動きます。トークン数と使用量も表示されるため、AIのコストをinput・output・cacheに分けて見るときの実測にも使えます。

保存機能は無い。旧データの期限は9月1日

一方で、Workbench にあった機能は落ちています。Playground はプロンプト履歴や評価結果をサーバ側に保存しません。下書きはブラウザ内に留まるだけなので、残したい場合は code タブでコピーを取る必要があります。Workbench データの取り込み(import)もできず、保存プロンプトの共有や共同編集にも対応していません。

そして期限があります。旧 Workbench に保存済みのデータをエクスポートできるのは2026年9月1日まで、それ以降は復旧不可と案内されています。対象はモデルの応答(保存済みの completion)とアップロード済みファイル(画像・PDF)です。ワークスペースを使う組織のユーザーは、退避の前に該当ワークスペースを選び直す必要があります。プラン別の制限については公式ドキュメントに記載がなく、現時点では不明です。

編集部の見方

編集部は、今回の変更を「試用画面をチームの資産置き場として使う運用が終わった」ものだと見ています。保存と共有を捨てた代わりに、画面と API の一致を取りにいった設計です。

  • 根拠1: Playground は公開 Messages API の上に直接構築されており、画面のリクエストとコードのリクエストが同じものになります。試して動いたのに実装で挙動が変わる、という食い違いが原理的に起きません。
  • 根拠2: 書き出したコードスニペットがテスト内容と同一で、自分の API キーで実行できます。移し替え時の書き直しが要りません。
  • 根拠3: 履歴・評価結果・保存プロンプトの共有がいずれも無いため、プロンプトの管理は Playground の外(リポジトリなど)に置く前提になります。

この見方が変わる条件は、保存や共有が後から Playground 側に戻ってきた場合です。その時点で、プロンプト管理をどこに置くかの判断はやり直しになります。差し当たり9月1日までに旧データを退避するかどうかは、期限のある作業として先に処理しておく話です。


よくある質問

Q: Workbench はもう使えませんか?

A: Workbench(legacy)は提供終了となり、Claude Console では Playground に置き換わりました。

Q: Playground で作ったプロンプトは保存されますか?

A: サーバ側には保存されません。下書きはブラウザ内に留まるため、残す場合は code タブからコピーを取ります。保存プロンプトの共有や共同編集にも対応していません。

Q: 旧 Workbench のデータは何がいつまで取り出せますか?

A: モデルの応答(保存済みの completion)とアップロード済みファイル(画像・PDF)を、2026年9月1日までエクスポートできます。それ以降は復旧できません。Workbench データを Playground に取り込むことはできません。


まとめ

Anthropic は2026年8月18日、Claude Console の Workbench を Playground に置き換えました。Playground は Messages API の全パラメータに対応し、実行ごとに SDK のリクエスト全文と API レスポンスを表示する一方、プロンプト履歴・評価結果の保存、Workbench データの取り込み、保存プロンプトの共有には対応していません。旧 Workbench の保存データのエクスポート期限は2026年9月1日で、それ以降は復旧できません。


【用語解説】

  • Messages API: Claude にメッセージを送って応答を受け取る、Claude Platform の基本 API。Playground はこの API の上に直接作られている。
  • structured outputs: モデルの応答を、あらかじめ決めた形式(項目名や型)に沿って返させる指定。受け取った側でそのまま処理しやすくなる。
  • stop reason: モデルが応答を終えた理由を示す値。文章として言い終えたのか、上限トークンに達して途中で切れたのかを見分けられる。

引用元:


この記事について: AI 支援で執筆、編集部が事実確認・編集しています。誤りや追加情報があれば Contact よりお知らせください。

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KOJI TANEMURA

15 年以上の開発経験を持つソフトウェアエンジニア / テクノロジーライター。AI エージェントの実務活用を研究し、現場や経営者向けセミナーでその知見を発信。本メディア tech-noisy.com では、一次情報に基づく最新ニュース・解説記事を執筆。また、音楽生成 AI による DJ パフォーマンスを企業イベントで行うなど、テクノロジーと表現の融合も探求している。