Cursor Webアプリ公開機能 - Cursor Webアプリ公開機能が有料プランで提供開始。DB・認証・ホスティングまで用意 anchor left anchor right

Nov 06 2026 AIニュース

Cursor Webアプリ公開機能が有料プランで提供開始。DB・認証・ホスティングまで用意

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📖 この記事で分かること

  • Cursor 内で作った Web アプリをリンクで共有できる新機能の中身
  • Postgres・Cursor SSO 認証・ホスティングを Cursor 側が用意する範囲
  • 公開前のセキュリティチェックと明示的な公開操作という安全弁
  • 対象プラン、Teams / Enterprise の既定設定、GitLab 対応の現状

💡 知っておきたい用語

  • クラウドエージェント: Cursor のクラウド側で動くエージェント機能。今回の機能はこれが有効な有料プランが対象です
  • Cursor SSO: Cursor のアカウントでログインする仕組み。生成したアプリの認証にこれを使います

最終更新日: 2026年11月6日

▶ 公式ページ

Cursor Webアプリ公開機能 - Cursor Webアプリ公開機能が有料プランで提供開始。DB・認証・ホスティングまで用意

Cursor のライブアプリ公開機能とは

この記事のポイント

  • Cursor は 2026 年 11 月 5 日、Cursor 内で構築した Web アプリをリンクで共有できる機能を発表しました(2026年11月時点)。
  • 必要に応じて Postgres データベース、Cursor SSO による認証、ホスティングを Cursor が用意します。
  • クラウドエージェントが有効なすべての有料プランで利用でき、セキュリティチェック通過と利用者の明示的な公開操作が公開の条件です(2026年11月時点)。

Cursor でコードを書き、できた Web アプリを同僚に見せるためにデータベースやホスティングを別途手配していた開発者は、その手配を Cursor に任せられるようになりました。Cursor が 11 月 5 日に発表したライブアプリ公開機能です。公式リリースノートによると、Cursor は Web アプリの雛形を作り、必要な場合に Postgres データベースを起動し、Cursor SSO の背後に認証を設定し、ホスティングを用意します。

対象は、クラウドエージェント(Cursor のクラウド側で動くエージェント機能)が有効なすべての有料プランです(2026年11月時点)。無料プランでの利用についてはリリースノートに記載がありません。

仕様の要点と公開までの流れ

要点は、Cursor がインフラの用意と公開前チェックまでを引き受け、公開のボタンだけは利用者が押す、という分担です。

Cursor が用意するものは次の 4 つです。

  • Web アプリの雛形作成
  • 必要な場合の Postgres データベース起動
  • Cursor SSO による認証設定
  • ホスティング

公開前には、Cursor が決定論的なチェックとエージェントによるセキュリティチェックを実行し、よくある問題を検出するとしています。決定論的なチェックは規則ベースで毎回同じ結果を返す検査、エージェントによるチェックは AI エージェントがコードを読んで判断する検査です。そして、チェックを通過し、利用者が明示的に公開するまでアプリは公開されないと明記されています。

デプロイ先について、公式ドキュメントは、各アプリをチーム用、または個人プランの場合は利用者用に Cursor が作成する専用アカウントへデプロイすると説明しています。自分の既存クラウドアカウントに置くのではなく、Cursor が作る分離されたアカウントに載る点は、評価時に押さえておきたい仕様です。

社内システムとの接続については、Cursor は、アプリがデータウェアハウスなどの自社システムに接続する必要がある場合、必要なシークレットの入力を求めると説明しています。

どの開発者に、何が起きるか

いちばん影響を受けるのは、社内の誰かに「ちょっと見られる画面」を作って渡す場面を抱えている開発者です。

たとえば、データウェアハウスの集計結果を一覧で見せる簡単な社内向け画面を作る場面を考えます。これまでは、画面のコードを書いたあとに、置き場所の確保、社内メンバーだけが見られるようにする認証、場合によっては一時的な保存先のデータベースを、それぞれ別に用意する必要がありました。今回の機能では、その 3 つを Cursor 側が用意し、認証は Cursor SSO に寄せられます。データウェアハウスへの接続に必要な接続情報は、Cursor が求めるシークレットとして渡す形になると Cursor は説明しています。

一方で、技術者が評価の前に確認しておくべき制約が 3 つあります。

  • 公開範囲の既定: 公式ドキュメントによると、Teams と Enterprise では一般公開の共有が既定で無効です。チームで試す場合、リンクを渡しただけでは社外の人は見られない前提で設計を考える必要があります。
  • Git プロバイダー: リリースノートは、GitLab など他の Git プロバイダーへの対応を「coming soon」としています(2026年11月時点)。GitLab を使うチームは、現時点ではこの機能の評価を待つことになります。
  • デプロイ先の分離: 専用アカウントへのデプロイという設計のため、既存のクラウド環境と同じネットワークや権限の中に置きたい用途には、そのまま当てはまらない可能性があります。この点を自社の要件に照らして確かめるのが、評価の最初の一歩です。

次にできることとして、クラウドエージェントが有効な有料プランを使っているなら、社内向けの小さな画面を 1 本だけ試して、公開前チェックの内容と専用アカウントの扱いを自分の環境で確かめるのが現実的です。社外に見せる用途を想定している Teams / Enterprise 利用者は、一般公開の既定が無効である点を先に確認してください。

編集部の見方

編集部は、この機能の本命は社外向けのサービス公開ではなく、社内向けの小さなツールを素早く配ることにあると見ています。

  • 根拠 1: 認証を Cursor SSO に寄せ、Teams / Enterprise では一般公開の共有を既定で無効にしている設計は、社内メンバーの間で回す用途を前提にしています(2026年11月時点)。
  • 根拠 2: 専用アカウントへのデプロイと、チェック通過かつ明示的な公開操作という二重の安全弁は、「うっかり外に出る」事故を抑える方向に効いています。社内の集計画面やダッシュボードのように、作ってすぐ渡したいものほど、この安全弁の価値が大きくなります。
  • 根拠 3: GitLab など他の Git プロバイダーへの対応が「coming soon」の段階なので、全社の標準基盤として据えるにはまだ条件がそろっていません。

この見方が変わる条件は、公開範囲の設定が柔軟になり、他の Git プロバイダー対応が公式に提供された時点です。そうなれば、社外の関係者に見せるプロトタイプ共有まで、同じ流れで扱える道具に変わります。それまでは、社内向けの軽い用途から評価を始めるのが、今回の仕様から読み取れる無理のない使い所です。


よくある質問

Q: どのプランで使えますか?

A: Cursor は、クラウドエージェントが有効なすべての有料プランで利用できるとしています(2026年11月時点)。

Q: 作ったアプリは勝手に公開されますか?

A: されません。Cursor は、セキュリティチェックを通過し、利用者が明示的に公開するまでアプリは公開されないと明記しています。

Q: GitLab のリポジトリでも使えますか?

A: リリースノートは、GitLab など他の Git プロバイダーへの対応を「coming soon」としています(2026年11月時点)。


まとめ

Cursor は 2026 年 11 月 5 日、Cursor 内で構築した Web アプリをリンクで共有できる機能を発表し、Postgres・Cursor SSO 認証・ホスティングを Cursor 側が用意する形にしました。公開にはセキュリティチェックの通過と利用者の明示的な操作が必要で、Teams / Enterprise では一般公開が既定で無効です。GitLab など他の Git プロバイダーへの対応は「coming soon」の段階で、社内向けの小さなツールの配布から評価を始めるのが、現時点の仕様に沿った使い所です。


【用語解説】

  • Postgres: オープンソースのリレーショナルデータベース。今回の機能では、アプリに必要な場合に Cursor が起動します
  • シークレット: 接続情報や認証トークンなど、コードに直接書かずに安全に渡すべき秘密情報。社内システムへ接続する場合に Cursor が入力を求めます
  • 決定論的チェック: 入力が同じなら必ず同じ結果を返す、規則ベースの検査。AI エージェントによる検査と組み合わせて公開前に実行されます

引用元:


この記事について: AI 支援で執筆、編集部が事実確認・編集しています。誤りや追加情報があれば Contact よりお知らせください。

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KOJI TANEMURA

15 年以上の開発経験を持つソフトウェアエンジニア / テクノロジーライター。AI エージェントの実務活用を研究し、現場や経営者向けセミナーでその知見を発信。本メディア tech-noisy.com では、一次情報に基づく最新ニュース・解説記事を執筆。また、音楽生成 AI による DJ パフォーマンスを企業イベントで行うなど、テクノロジーと表現の融合も探求している。