📖 この記事で分かること
- 振り替えが適用される日付
- 12月1日より前に求められている対応
- 移行時に確認するリクエストの内容
- 公式の原文で確かめておきたい項目
💡 知っておきたい用語
- プリフィルされたモデルターン:モデルの返答欄にあらかじめ文面を入れて渡す指定です。答案の書き出しを先に書いておくようなものです。
最終更新日: 2026年11月4日
▶ 公式ページ
- Google AI Studio 変更履歴(Google AI Studio)
- Google AI Studio 非推奨ページ(Google AI Studio)

Gemini 2.5 Pro / Flash の API 振り替えの概要
この記事のポイント
- Google が 11 月 2 日付の変更履歴で、Gemini 2.5 Pro / Flash(2026年11月時点)の移行を案内しました。
- API リクエストの振り替えは 2026 年 12 月 1 日に適用が始まります(2026年11月時点)。
- 開発者は同日より前のモデル文字列の更新を求められています。
Gemini 2.5 Pro と Gemini 2.5 Flash への API リクエストは、2026 年 12 月 1 日から振り替えの対象になります。これらのモデルを指定している開発チームには、同日より前にモデル文字列を更新する作業が発生します。
Google は 11 月 2 日付の Google AI Studio の変更履歴で、この更新を求めています。振り替えの適用日は非推奨ページに記載があります。
移行時に確認するリクエストの内容
モデル文字列の置き換えに加えて、リクエストの中身も確認の対象です。Google の変更履歴は、移行時の確認事項としてサンプリングパラメータとプリフィルされたモデルターンの削除を挙げています。
見直す箇所は、実装によって次のように分かれます。
- モデル文字列: コード、環境変数、設定ファイルなど、指定を書いている箇所すべて
- サンプリングパラメータ: リクエストで明示的に指定している箇所
- プリフィルされたモデルターン: 返答の形式をそろえる目的などで、モデル側のターンを事前に入れている箇所
開発・運用への影響
影響が大きいのは、モデル文字列が複数の場所に散らばっているチームです。たとえば、本番アプリは設定ファイルで、夜間バッチはコード内で、検証環境は環境変数でモデルを指定している場合は、更新漏れが起きやすくなります。
まず、リポジトリと環境変数を対象に、両モデルの文字列を検索して対象を洗い出せます。そのうえで、サンプリングパラメータやプリフィルを使っている呼び出しを分けておくと、文字列の更新だけで済む箇所と、リクエストの修正が要る箇所を区別できます。
振り替え先のモデルと料金は、この記事では断定しません。出力の品質や費用の見積もりに関わるため、利用中のモデルごとに Google の非推奨ページの原文で確認してください。
編集部の見方
編集部は、12 月 1 日の振り替えを待たず、それより前に自分たちでモデル文字列を更新するのが妥当だと見ます。
- 根拠 1: Google 自身が、2026 年 12 月 1 日より前の更新を開発者に求めています。
- 根拠 2: 確認事項にはサンプリングパラメータとプリフィルの削除が含まれており、文字列の置き換えだけでは対応が終わらない実装があります。
特に、プリフィルで返答の形式を固定しているアプリは、優先して確認する対象だと考えます。後続の処理が返答の形式に依存していると、リクエストの修正が処理全体の確認につながるためです。
Google が適用日を変更した場合は、急ぐ理由が弱まります。また、どちらの指定も使っていない実装なら、対応は主にモデル文字列の更新になり、優先度を下げて計画できます。
よくある質問
Q: いつまでに対応が必要ですか?
A: Google は、2026 年 12 月 1 日より前にモデル文字列を更新するよう求めています。
Q: サンプリングパラメータもプリフィルも使っていなければ、確認は不要ですか?
A: この 2 点については該当しませんが、モデル文字列の更新は必要です。ほかの確認事項は、変更履歴の原文で確かめてください。
Q: 振り替え先のモデルと料金はどこで確認できますか?
A: Google AI Studio の非推奨ページと変更履歴の原文で確認してください。この記事ではモデル名と料金を断定していません。
まとめ
Gemini 2.5 Pro / Flash への API リクエストは、2026 年 12 月 1 日から振り替えの対象になります。開発チームは同日より前にモデル文字列を更新し、サンプリングパラメータとプリフィルの扱いも確認する必要があります。振り替え先と料金は、公式の原文で確かめたうえで移行計画に反映してください。
【用語解説】
- モデル文字列: API リクエストで、呼び出すモデルを指定する文字列です。
- サンプリングパラメータ: モデルが出力を生成するときの選び方を調整する設定値です。
引用元:
- [1] Google AI Studio 変更履歴(Google AI Studio)
- [2] Google AI Studio 非推奨ページ(Google AI Studio)
この記事について: AI 支援で執筆、編集部が事実確認・編集しています。誤りや追加情報があれば Contact よりお知らせください。
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15 年以上の開発経験を持つソフトウェアエンジニア / テクノロジーライター。AI エージェントの実務活用を研究し、現場や経営者向けセミナーでその知見を発信。本メディア tech-noisy.com では、一次情報に基づく最新ニュース・解説記事を執筆。また、音楽生成 AI による DJ パフォーマンスを企業イベントで行うなど、テクノロジーと表現の融合も探求している。