Codex CLI 0.158.0 - Codex CLI 0.158.0公開。管理者権限コマンドの入力承認が既定オンに anchor left anchor right

Sep 28 2026 AIニュース

Codex CLI 0.158.0公開。管理者権限コマンドの入力承認が既定オンに

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Codex CLI 0.158.0は、OpenAIが2026年9月28日に正式公開したコーディングエージェントの新版で、権限承認の既定値と外部接続の認証を強化しています。

📖 この記事で分かること

  • Codex CLI 0.158.0が9月28日に正式公開
  • 昇格権限コマンドの入力承認が既定で有効に
  • OAuthクライアントシークレット型MCPに接続可能
  • 画像生成で透過背景を明示指定できるように

💡 知っておきたい用語

  • MCP:AIエージェントに外部ツールをつなぐ共通の差し込み口。USBの規格のようなもの

最終更新日: 2026年9月28日

▶ 公式ページ

Codex CLI 0.158.0 - Codex CLI 0.158.0公開。管理者権限コマンドの入力承認が既定オンに

Codex CLI 0.158.0の概要

この記事のポイント

  • OpenAIが2026年9月28日、Codex CLI 0.158.0(2026年9月時点)を正式版として公開しました。
  • 昇格権限で動くコマンドへの端末入力承認が既定で有効になりました。
  • 事前登録型OAuthのMCP接続、exec-serverのトークン保護にも対応しています。

OpenAIのコーディングエージェント「Codex CLI」の0.158.0が、日本時間9月28日14時過ぎにGitHubで正式版として公開されました。前版は0.157.0です。今回は権限まわりの既定値の変更と、外部接続の認証強化が中心で、端末操作の使い勝手の改善や、Windows・Linuxのサンドボックス修正も含まれます。同日には0.159.0のアルファ版も出ていますが、こちらはプレリリースの扱いです。

新機能と変更点

目立つのは、安全側に倒した既定値の変更と、企業環境を意識した認証の拡張です。リリースノートに記載された新機能は次の5点です。

  • 昇格権限コマンドの入力承認が既定で有効: 管理者などの昇格した権限で動くコマンドに対し、端末入力の承認が既定でオンになりました。一方、実行時限りの許可によって不要なレビューが発生する問題は解消されています。
  • OAuthクライアントシークレットが必要なMCPサーバに接続可能: 事前登録型のOAuthを求めるMCPサーバにつなげられるようになり、codex mcp add --oauth-client-secret で設定できます。
  • exec-serverへの直接WebSocket接続をBearerトークンで保護: app-server経由で構成した接続も対象です。
  • 画像生成・編集で透過背景を明示指定: 編集では、会話中のファイル由来の画像も受け付けるようになりました。
  • フルスクリーンTUIの操作性向上: 選択時コピー(copy-on-select)と右クリック貼り付けを設定でき、コピーした会話はMarkdown書式を保ちます。

修正された不具合

サンドボックスと承認フローの修正が多く、日常的に承認プロンプトで手が止まっていた利用者に効く内容です。

Windowsでは、通常のWindows 10のパス、保存済み資格情報の拒否、大きな権限ポリシーで起きていたサンドボックスの失敗が直りました。Linuxでは書き込み可能なルートが入れ子になっている場合の起動が修正され、LinuxとmacOSで書き込み可能ルートをまたいだGitメタデータの保護も維持されます。macOSのパッチ操作は、既存の権限に含まれるシステムパスの別名を認識し、不要な承認を求めなくなりました。

このほか、承認待ちの最中に利用者が状況を尋ねても保留中の操作が自動で中止されず、承認レビューが再試行されるようになりました。Mermaidのフローチャートは引用符付きラベルと「&」を描画でき、描画できない図はソース表示に戻す理由を説明します。コマンド完了イベントには早期の出力が含まれ、プロセス起動の失敗もクライアントに通知されます。

編集部の見方

安全性と手間のバランス: 昇格権限コマンドの承認を既定オンにしつつ、不要なレビューは減らすという組み合わせです。止めるべき操作では止め、それ以外では止めない方向の調整で、権限まわりの修正が続いてきた流れの延長にあります。

企業導入の観点: 事前登録型OAuthのMCP接続とexec-serverのトークン保護は、社内ツールやリモート実行環境と組み合わせる場面で効く変更です。個人利用より、チームや組織での運用を前提にした追加と読めます。

更新の判断: 自動化スクリプトの中で昇格権限のコマンドを流している場合、既定の承認動作が変わるため、更新前に挙動を確かめておく価値があります。Windowsのサンドボックスで失敗していた利用者には、更新の優先度が高いリリースです。

今回の位置づけ

0.158.0は大きな新機能より、権限・認証・サンドボックスの足回りを固める版です。当サイトでは0.151.0から0.153.0まで、承認や権限の挙動変更を継続して取り上げてきました。今回もその系譜にある更新で、変更点の詳細はリリースノートと差分一覧で確認できます。


よくある質問

Q: 0.158.0は正式版ですか。

A: はい。GitHub Releasesで正式版として公開されています。同日に出た0.159.0はアルファ版(プレリリース)です。

Q: 既存の自動化に影響はありますか。

A: 昇格権限で動くコマンドへの端末入力承認が既定で有効になったため、そうしたコマンドを含む処理では動作が変わる可能性があります。

Q: 料金の変更はありますか。

A: リリースノートに料金に関する記載はありません。


まとめ

Codex CLI 0.158.0は、昇格権限コマンドの承認を既定で有効にし、MCPやexec-serverの認証を強化した版です。Windows・Linux・macOSのサンドボックスや承認フローの不具合も多数修正されています。組織での運用や、Windows環境で失敗が出ていた利用者にとって確認しておきたい更新です。

権限や作業計画表示など、直近のCodex CLIの既定値変更については以下の記事でも取り上げています:


【用語解説】

  • サンドボックス: エージェントが実行するコマンドの影響範囲を、決められた場所や権限の内側に閉じ込める仕組み
  • Bearerトークン: 通信のたびに提示する「通行証」のような文字列。持っている相手だけが接続できる
  • TUI: 端末の画面上で動く、文字ベースの操作画面

引用元:


この記事について: AI 支援で執筆、編集部が事実確認・編集しています。誤りや追加情報があれば Contact よりお知らせください。

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KOJI TANEMURA

15 年以上の開発経験を持つソフトウェアエンジニア / テクノロジーライター。AI エージェントの実務活用を研究し、現場や経営者向けセミナーでその知見を発信。本メディア tech-noisy.com では、一次情報に基づく最新ニュース・解説記事を執筆。また、音楽生成 AI による DJ パフォーマンスを企業イベントで行うなど、テクノロジーと表現の融合も探求している。