NotebookLM_活用事例_音声解説_ニュースボットを作る

【NotebookLM 活用事例】自分専用の音声解説ニュースボットを作ろう!

2025年12月20日

「AIニュースを追いたいけど、読む時間がない」という悩み、ありませんか?

NotebookLM 活用事例を調べているということは、皆さんもすでにNotebookLMの基本操作はご存じだと思います。

でも、こんなモヤモヤを感じていませんか?

  • 「毎日AIニュースをチェックしたいけど、記事を読む時間が取れない…」
  • 「PerplexityやChatGPT検索で調べて終わりになっている…」
  • 「せっかくNotebookLM使ってるのに、宝の持ち腐れになってる気がする…」

そんな方に向けて今回はNotebookLMの活用術を一つお話いたいと思います。

テーマは「自分専用のニュースポッドキャスト」を作ろう!

この記事を読みながら手を動かせば、今日中に「AIニュースBot用ノートブック」が1つ完成します。
通勤中に聞ける「自分専用ポッドキャスト」を、一緒に作っていきましょう。


まず知っておきたい大事なこと

記事を読み進める前に、重要なポイントを押さえておきましょう。

📌 まず知っておきたい大事なこと

・NotebookLMは「ソースに根ざしたAIリサーチ&変換ツール」として使えるツールです。ニュース記事や公式ブログをソースとして入れておくと、回答は必ずそれらに基づいて返ってきます[1]。
・今回の活用事例では、Fast Researchでニュースを集めて → NotebookLMに蓄積 → 音声・マインドマップ・スライドに変換するのが基本フローです[4][5]。
・1日3〜5本のニュースをコツコツ溜めていくことで、「今日のニュース」だけでなく「今週・今月のトレンド」も後から振り返れるようになります。

🐣 初心者向けのコツ

・最初はFast Researchだけ使えばOK。Deep Researchは週次・月次の深掘りをしたくなったら検討すれば十分です[5]。
・「完璧な自動化」を目指さず、「毎朝3分でニュースを追加 → 通勤中に音声で聞く」くらいのライトな運用から始めると続きやすいです。
・NotebookLMの基本操作に不安がある場合は、先にNotebookLM初心者向けの記事でアカウント作成やノートブック作成だけ押さえてから、本記事のステップに進むとスムーズです。

※ NotebookLM自体がわからない方は、こちらの記事をご参照ください→ NotebookLM初心者向け解説


NotebookLM活用事例としての「ニュースポッドキャスト」とは?

では、本題に入っていきましょう。

NotebookLMを使って「自分専用ニュースBot」を作るって、具体的にどういうことでしょうか?

 「検索ツール」ではなく「変換エンジン」として使う

ここがポイントなんですね。

PerplexityやChatGPT検索は、質問 → 検索 → テキスト回答、で終わります。
でも、NotebookLMは違うんです。

同じ系統のニュース5本を集めたとしても、NotebookLMなら:

  • テキスト要約
  • 音声解説(Audio Overview)[3]
  • マインドマップ/インフォグラフィック[1]
  • スライド資料[4]

これらすべてに自動変換できるわけです。

つまり、NotebookLMは「ニュースを集めるツール」というより、
「ニュースを複数の形式で消費できるように変換してくれるエンジン」という位置づけで使えるツールなんです。

なぜニュースBotと相性が良いのか

Google公式が強調しているように、NotebookLMは「ソースに根ざした回答(source-grounded)」を返す設計です[1]。

これは何を意味するかというと:

  • 皆さんがインポートしたニュース記事・公式ブログ だけ を情報源として回答してくれる
  • 「どこから出てきた情報か分からない」状態を避けられる
  • ハルシネーション(AIが事実と異なる内容を勝手に作る現象)のリスクを減らせる[1]

さらに、ソースがノートブック内に蓄積されるので、後から:

  • 「この1か月でOpenAI関連のニュースだけ抽出して」
  • 「モデル関連ニュースを時系列で並べて」

といった横断的な質問ができるようになります。
これは、その場で答えが返ってくるだけのPerplexityやChatGPT検索にはない、大きな強みなんですね。


NotebookLMで自分専用ニュースポッドキャストを作る手順

ここからが本題です。
実際に手を動かしながら、一緒に「ニュースBot」を作っていきましょう。

ステップ1:ニュースBot用のノートブックを作成する

まず、NotebookLMで新しいノートブックを1つ作ります。

タイトル例:

  • 「AI News Daily」
  • 「生成AI業界ニュース」
  • 「今日のAIニュース」

どんなタイトルでもOKですが、テーマは1つに絞るのがコツです。

なぜかというと、後から「この1か月の○○だけ抽出して」と質問したときに、情報がきれいに整理されるからなんですね。

例えば、こんな感じでテーマを決めます:

  • 「生成AIサービスの新機能」
  • 「AI×検索エンジンの動き(Google / Bing / Perplexity)」
  • 「日本国内のAI規制・ガイドライン」

最初は欲張らず、1テーマだけに絞ることをおすすめします。


ステップ2:Fast Researchで「今日のニュース」を一気に集める

ノートブックができたら、次はニュースソースを集める段階です。

ここで使うのが、NotebookLMのDeep ResearchFast Research(ファストリサーチ)という機能なんです。

Fast ResearchとDeep Researchの違い

NotebookLMには、2種類のリサーチモードがあります[5]:

モード用途処理時間
Fast Research結果をすばやく取得したい場合に最適[5]約30秒〜1分
Deep Research詳細なレポートと結果が必要な場合[5]5〜10分程度(バックグラウンド実行可能)[4]

「今日のAIニュースを教えて」という速報・日次用途では、Fast Research一択です。

Deep Researchは、週次・月次で「今週のAI業界を徹底分析して」といった深掘りレポートが欲しいときに使う、というイメージですね[4]。

実際のクエリ例

では、Fast Researchを実際に使ってみましょう。

NotebookLMでFastResearchを選ぶ方法
  1. ノートブックの「ソース」パネルの「ウェブで新しいソースを検索」を選択
  2. モードを Fast Research にする
  3. クエリを入力
  4. 提出された記事に対して「インポート」を選択

クエリ例:

2025年12月19日の生成AIサービスに関する主要ニュースを集めて
昨日と今日のOpenAI / Google / Anthropicに関するニュースを集めて

Fast Researchを実行すると、関連ニュース記事がリストアップされます。

タイトル・概要・URLが並ぶので、内容を確認しながら重要そうな記事だけを選んでインポートしていきます[5]。

ポイント:

  • 1日あたり3〜5本に絞ると、後の要約や音声化が聞きやすくなります
  • 公式ブログ・プレスリリースを優先すると、情報の信頼性が上がります

ステップ3:NotebookLMにニュースソースを蓄積する

インポートしたニュース記事は、ノートブックのソース一覧に追加されていきます。

NotebookLMは、これらのソースを「固定された知識ベース」として扱い、回答時に必ずここから引用してくれるんですね。

日次・週次・月次の運用イメージ

  • 毎日:Fast Researchで3〜5本のニュースを追加
  • 週末:その週に追加したニュースをもとに、週次まとめを作る
  • 月末:1か月分のニュースから「トレンド」や「企業別の動き」を抽出

こうやって情報を蓄積しておくと、後から:

  • 「この1か月でOpenAI関連だけ抜き出して」
  • 「モデル関連ニュースだけ時系列で並べて」
  • 「AI規制に関するニュースを全部まとめて」

といった横断的な質問ができるようになるわけです。
これが、その場で回答が返ってくるだけのPerplexityやChatGPT検索にはない、NotebookLMならではの強みなんですね。


ステップ4:チャットで「今日のニュース」を要約させる

ソースが溜まったら、NotebookLMのチャットに質問してみましょう。

ここまで、ニュースを集めるばかりで少し退屈だったかもしれません。
でも、ここからが本番です。

生成AI初心者向けのプロンプト例

NotebookLMのチャット欄に、こんな風に聞いてみてください:

プロンプト例1:

今日追加したニュースを、重要度順に3トピックで要約してください。
生成AI初心者にも分かるように、1トピックあたり200文字以内で。

プロンプト例2:

OpenAI / Google / Anthropic の3社ごとに、今日のニュースを1行でまとめてください。
NotebookLMで今日の重要ニュース3つを初心者向けに解説してもらう

NotebookLMは、ソースから引用しながら要約を返してくれます。
引用元も明示されるので、「どの記事から来た情報か」がすぐ分かるんですね。

この時点で、「テキスト版・今日のAIニュース」が完成です。

でも、これで終わりじゃありません。
ここからが、NotebookLM活用事例の真骨頂なんです。


ステップ5:Audio Overviewでニュースポッドキャストを生成する

さて、皆さん。
毎日のニュースを「読む」のではなく「聞く」ことができたら、どれだけ楽でしょうか?

NotebookLMのAudio Overview(音声解説)機能を使えば、それが実現できます。

Audio Overviewとは?

Audio Overviewは、アップロードしたソースをもとにポッドキャスト風の音声解説を自動生成する機能です[3]。

特徴はこんな感じです:

  • 2人のAIホストが会話形式で内容を解説してくれる[3]
  • 80以上の言語に対応(日本語も含む)
  • 1クリックで生成でき、再生速度も変更可能
  • ダウンロードして、スマホで聞ける[3]

ニュースBotとしての使い方

NotebookLMで音声解説を作成

では、実際にやってみましょう。

  1. その日のニュースソースを選択(またはノート全体を対象に)
  2. Studioパネルから「音声解説」を選択
  3. 必要に応じて「音声解説のペンマーク」を選択し、カスタマイズで指示文を入れる:

指示文例:

今日のAIニュースを、生成AI初心者向けに解説するポッドキャストを作ってください。
各ニュースの重要ポイントと、それが私たちにどう影響するかを分かりやすく説明してください。
  1. 生成ボタンをクリック → 数十秒〜数分で音声が完成

これで、「自分専用のAIニュースポッドキャスト」ができあがります。

通勤中や家事の合間に、イヤホンで聞くだけで最新情報をキャッチアップできるんですね。

私自身、この運用を始めてから「AIニュースを追いかける負担」が劇的に減りました。
朝の3分でニュースを追加して、電車の中で2〜5分のポッドキャストを聞くだけ。

たったこれだけで、業界の最新動向を把握できるわけです。


ステップ6:マインドマップやスライドでインフォグラフィック化する

音声だけでも十分便利なんですが、NotebookLMはさらに「見せる」アウトプットも作れます。

マインドマップでビジュアル化

NotebookLMには、ソースからマインドマップを生成する機能があるんですね[1]。

ニュースBot用途では、こんな指示が効果的です:

プロンプト例:

今週のAIニュースを、企業別(OpenAI / Google / Anthropic / その他)に分けたマインドマップを作ってください
モデル・インフラ・規制・ビジネスの4カテゴリでニュースを整理したマインドマップを作ってください

生成されたマインドマップをスクリーンショットすれば、そのままインフォグラフィック素材として使えます。

社内勉強会や、チームへのニュース共有にも使えるわけですね。

スライド資料への変換

さらに、NotebookLMはソースからスライドのたたき台も生成してくれます[4]。

プロンプト例:

今週のAIニュースを、経営層向けの5枚のスライドにまとめてください
自社プロダクトへの影響だけを抜き出して、社内共有用のスライド案を作ってください

これで、「ニュースを読む → 自分で資料化する」という手作業が大幅にカットできます。

ここまでくると、NotebookLMがただのノートツールではなく、
「自分専用のニュース編集アシスタント」として機能していることが分かると思います。


まとめ:NotebookLMニュースBot運用を続けるためのコツ

さて、ここまでステップを追ってきましたが、
「実際に続けられるかな…」と不安に思う方もいるかもしれません。

でも大丈夫です。
いくつかのコツを押さえておけば、無理なく運用できます。

最後に続けるためのコツをご紹介して終わりたいと思います。

コツ1:「完璧な自動化」を目指さない

NotebookLMは現状、完全に自動で勝手にニュースを集めてくれるわけではありません。

毎朝3~5分だけ手を動かす、くらいの感覚で十分なんですね。

  • Fast Researchでクエリを投げる
  • 出てきたニュースから3〜5本選んでインポート
  • Audio Overviewを生成

合計3~5分です。
これで、その日の「自分専用ニュースポッドキャスト」が完成するわけです。

コツ2:テーマを1〜2個に絞る

「AIニュース全般」だと、範囲が広すぎて情報がぼやけます。

最初は:

  • 「生成AIモデルの新機能だけ」
  • 「Google / OpenAI / Anthropic の3社だけ」

みたいに、狭く深くテーマを絞った方が、続けやすいし理解も深まります。

コツ3:週次・月次の「振り返り用プロンプト」を用意しておく

毎日ニュースを溜めていくと、週末や月末に「まとめ」を作りたくなります。

そんなときのために、こんなプロンプトをメモ帳に保存しておくと便利です:

週次振り返りプロンプト例:

今週追加したニュースから、最も重要なトレンドを3つ選んで、
それぞれ300字で解説してください

月次振り返りプロンプト例:

この1か月のニュースから、企業別(OpenAI / Google / Anthropic)の動きをまとめて、
来月注目すべきポイントを3つ挙げてください

こういったプロンプトをテンプレ化しておくと、毎週・毎月の作業が楽になるんですね。

コツ4:余裕が出てきたらDeep Researchも試してみる

Fast Researchに慣れてきたら、Deep Researchも使ってみましょう。

例えば月末に:

2025年12月のAI業界の重要トレンドを、
モデル・インフラ・規制・ビジネスの4カテゴリで整理してください

こんなクエリでDeep Researchを走らせると、数分で10〜20本のソースを集めた詳細レポートが生成されます[4]。

これをノートブックに追加すれば、「今月の特集号」みたいな位置づけで使えるわけですね。

NotebookLMは、単なる「AI検索ツール」ではありません。

ニュースを「音声」「インフォグラフィック」「スライド」に変換してくれるエンジンとして使うと、真価を発揮するわけですね[1]。

生成AI初心者でも、「毎朝3分の操作」+「通勤中に聞くだけ」という運用なら十分に回せます。
まずは1つテーマを決めて、今日から自分専用ニュースBotをNotebookLMで立ち上げてみてください。

きっと、「ニュースを追いかける」ことが、これまでよりずっと楽しく、ずっと楽になると思いますよ。


FAQ

ここまで説明してきましたが、まだ疑問に思う点もあると思います。
よくある質問をまとめておきますので、参考にしてください。

Q1:NotebookLMは無料版でもこのニュースBot運用ができますか?

はい、できます。
NotebookLM自体は現在無料で利用でき、Audio Overviewやマインドマップ機能も追加料金なしで使えます[1]。

ただし、無料プランでは:

  • 1日に実行できるDeepResearchの回数制限
  • Audio Overviewの生成が1日3件まで

といった上限があります[2]。

毎日1回の運用なら無料版で十分ですが、ヘビーユースする場合はGoogle AI Pro(月額2,900円)などの有料プランも検討するとよいでしょう[6]。

Q2:Fast ResearchとDeep Researchはどう使い分ければいいですか?

基本的には、こう考えてください:

  • Fast Research
    「今日のニュース」のような速報系・日次更新に最適
  • Deep Research
    「2025年のAI業界総まとめ」など、週次・月次の深掘りレポートに向いています

日々の運用ではFast Researchだけで回して、
週末や月末の「特集回」だけDeep Researchを使う、というのがおすすめです。

Q3:日本語ニュースでもちゃんと音声解説してくれますか?

はい、大丈夫です。

Audio Overviewは80以上の言語に対応しており、日本語のソースからでも自然な日本語音声で解説してくれます[3]。

実際、私も日本語のAIニュースで試していますが、
2人の日本語AIホストが自然な会話で解説してくれるので、聞いていて全く違和感がありません。

Q4:企業内のニュースレターにも応用できますか?

もちろん可能です。

社内ブログやナレッジベースをソースとしてNotebookLMに登録すれば、「社内ニュースBot」としても活用できます。

Google Workspace環境下では、NotebookLMに投入したデータはモデルのトレーニングには使われないことも明示されています[2]。

つまり、企業の機密情報も比較的安心して扱えるわけですね。

Q5:NotebookLMの基本操作がまだ不安です…

NotebookLMのアカウント作成やノートブック作成、ソースの追加方法などの基本操作が不安な方は、
先に [NotebookLM初心者向け入門ガイド] を読んでから、本記事のステップに戻ってくることをおすすめします。

基本さえ押さえれば、あとは本記事のステップ通りに進めるだけで、今日中にニュースBotが完成しますよ。


最終更新日:2025年12月20日

※免責事項
本記事の情報は執筆時点のものです。AI技術は急速に進歩しているため、最新情報については各サービスの公式サイトをご確認ください。


Citations:

[1] NotebookLM公式サイト
[2] NotebookLM公式ヘルプセンター
[3] NotebookLM Audio Overview機能公式発表
[4] NotebookLM Deep Research機能追加公式発表
[5] ソースの追加と検索に関する公式ヘルプ
[6] Google AI Plans公式ページ

HIDETAKA ISHIDA

生成AI・IT活用の初心者向け解説を得意とするWebライター。
商品開発や業務効率化のコンサルタントとして10年以上の活動を行い、現在は中小企業のデジタル活用支援や、AIツールの導入・教育コンテンツ制作を多数手がける。DX研修の受講者数は100名を優に超える。
「難しい技術を、やさしく・わかりやすく」をモットーに情報発信中。

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