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革命!Gemini内でOpalが使える。作業効率が激変

2025年12月18日

📖 この記事で分かること
・GeminiとOpalが統合されて何が変わったのか
・わざわざサイト移動せず、Gemini内で作業自動化が完結
・4つのツールを使っていた作業が放置で完了する未来
・今すぐ試せる具体的な始め方

💡 知っておきたい用語
ワークフロー:複数の作業を自動的に実行する流れのこと。例えば「音声ファイル→文字起こし→要約→記事化→SNS投稿」といった一連の作業を、人間が介入せずに順番に自動実行する仕組み


最終更新日: 2025年12月18日

Googleが2025年12月17日、AIワークフロー構築ツール「Opal」をWeb版Geminiアプリに統合したと発表しました[1]。これまで別サイトにアクセスする必要があったOpalの機能が、いつも使っているGeminiから直接呼び出せるようになり、AI活用の利便性が劇的に向上します。

開発現場で長年ワークフロー設計に携わってきた立場から見ると、この統合は単なる機能追加ではありません。「AIツールの切り替えストレス」からユーザーを解放する、実に興味深い戦略的一手です。

OpalのGemini統合で何が変わるのか

Opalは、2025年7月に米国で公開され、10月に日本を含む15ヵ国に展開されたノーコードのワークフロー構築ツールです。自然言語でAIミニアプリを作成できる機能が特徴でした[1]。

今回の統合により、Opalで作成したミニアプリを、GeminiアプリのGem【ジェム】として扱えるようになりました[1]。

Gemとは、Geminiで使える専用アプリのことです。技術的には、カスタム指示や役割設定を保存する仕組みでしたが、Opalと連携することで、複数のステップを持つ対話フローを明示的に設計したミニアプリとして大幅に拡張されます[1]。

Before/Afterで見る革命的変化

実際の使用者の報告によると、統合前後で作業効率が劇的に変化しているようです[4]:

【Before:統合前】

  • 文字起こしツールで音声をテキスト化
  • Geminiでテキストを要約
  • 要約を基にブログ記事を執筆
  • 記事をSNS用に短く編集

4つのツールを使い分け、1時間かかっていた

【After:統合後】

  • Geminiに音声ファイルを渡す
  • Opalワークフローに入れるだけ

放置で全ての作業が完了

注目すべき点は、Googleがこの機能を「AIアプリ」という名称で発表していることです[4]。スマホのホーム画面からアプリをタップするように、AIへの複雑な命令をワンクリックで実行できるイメージです。

個人的には、この「AIアプリ」という概念が、今後のAI活用の標準になる可能性を感じています。ただ、慣れるまでは「どんなワークフローを組むべきか」という設計スキルが問われるかもしれません。

今すぐ試せる使い方

現時点では、Geminiのサイドバーにある「Gem」を開き、「New Gem」を選択してプライバシーに関する告知を承認すると、Opalを使ったプロンプト入力が可能になります[1]。

UIは英語表示ですが、日本語のプロンプトも受け付けており、日本語で動作するミニアプリを生成できることが確認されています[1]。

実際に「ニュース記事を要約して箇条書きにするアプリを作って」といった日本語指示を入力すれば、すぐにワークフローが生成される仕組みです。

ワークフロー設計という新しいスキル

実に興味深いのは、この統合が「人間の役割」を変えつつあることです。単純な作業はAIに任せ、人間は「どの作業を、どの順番で、どのAIに任せるか」という、より創造的で戦略的な「ワークフロー設計」に集中する時代が来ています[4]。

難しく考える必要はありません。まずは自分が毎日PC作業で「3回以上繰り返している単純作業」を書き出してみてください。それが、あなたの最初の「自動化ワークフロー」の種になります[4]。

開発現場では、このスキルを持つメンバーの価値が急速に高まっています。複数のAIエージェントが連携して動作する「完全自動化ワークフロー」を構築できる人材は、まだ少数です。

統合の戦略的意義

GoogleがOpalをGeminiに統合した背景には、AIエコシステムの拡張戦略があります。ユーザーがGoogle製品内で作業を完結できる環境を整備することで、他社ツールへの依存を減らす狙いが見えます。

ただ、現時点ではGemini内で作れるワークフローは比較的シンプルなものに限られるとのことです。より複雑で高度なワークフローを構築するには、これまで通りOpalの専用サイトで作業する必要があります[4]。

でも正直なところ、多くのビジネスパーソンにとっては、Gemini内の機能だけで十分実用的な自動化が実現できるはずです。

Opalに関する記事はこちら↓

よくある質問

Q: Opalは以前から存在していたのですか?
A: はい、Opalは2025年7月に米国で公開され、10月に日本を含む15ヵ国に展開されていました。今回のニュースは、そのOpalがGeminiアプリに統合されたという発表です。

Q: Geminiの無料版でも使えますか?
A: 現時点では実験的提供のため、詳細な利用条件は公式発表を確認する必要があります。UIは英語ですが、日本語プロンプトに対応しています。

Q: どんな作業を自動化できますか?
A: 文字起こし、要約、記事作成、データ分析など、複数のステップを組み合わせた作業フローを自動化できます。Google製品との連携が中心です。

まとめ

OpalのGemini統合は、「別ツールへの切り替えストレス」を解消し、AI活用の利便性を大幅に向上させる革命的アップデートです。音声ファイルから記事作成まで、4つのツールで1時間かかっていた作業が、放置で完了する未来が現実になりました。

これからのビジネスパーソンには、「ワークフロー設計」という新しいスキルが求められます。単純作業の自動化だけでなく、「どんな作業フローを設計すれば最も効率的か」を考える創造的思考が重要になるでしょう。

まずは毎日繰り返している単純作業を書き出して、Gemini内でワークフローを試してみませんか?想像以上に簡単に、あなたの業務が自動化されるかもしれません。

【用語解説】

  • Opal【オパール】:Googleが提供するノーコードのワークフロー構築ツール。自然言語でAIミニアプリを作成できる
  • Gem【ジェム】:Geminiで使える専用アプリ。カスタム指示や役割設定を保存し、複数ステップのワークフローを実行できる
  • ワークフロー:複数の作業を自動的に順番に実行する流れ。人間が介入せずに一連のタスクを処理する仕組み
  • ノーコード:プログラミングコードを書かずに、ビジュアルな操作や自然言語の指示だけでアプリケーションを開発する手法

免責事項: 本記事の情報は2025年12月18日時点のものです。Opal統合機能は実験段階であり、機能や利用条件は予告なく変更される場合があります。UIは英語表示ですが、日本語プロンプトに対応しています。

Citations:
[1] https://www.itmedia.co.jp/aiplus/articles/2512/18/news073.html
[2] https://forest.watch.impress.co.jp/docs/digest/2072116.html
[3] https://note.com/fujin_metaverse/n/n272d5aa8a6b3
[4] https://blog.google/technology/google-labs/mini-apps-opal-gemini-app-experiment/

KOJI TANEMURA

15年以上の開発経験を持つソフトウェアエンジニア。クラウドやWeb技術に精通し、業務システムからスタートアップ支援まで幅広く手掛ける。近年は、SaaSや業務システム間の統合・連携開発を中心に、企業のDX推進とAI活用を支援。

技術だけでなく、経営者やビジネスパーソンに向けた講演・執筆を通じて、生成AIの最新トレンドと実務への落とし込みをわかりやすく伝えている。

また、音楽生成AIのみで構成したDJパフォーマンスを企業イベントで展開するなど、テクノロジーと表現の融合をライフワークとして探求している。

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